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英サッカー協会がボールボーイを蹴ったアザールに処分を伝える

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 イングランドサッカー協会(FA)は25日、チェルシーのMFエデン・アザールに対し、通常より重い処分を通達したことを公式HPで発表した。なお、選手には29日の18時まで処分に異議を唱える猶予が与えられている。一部の現地報道では5試合の出場停止になるのではないか、と報じられている。

 アザールは23日に行われたキャピタル・ワン杯・準決勝のスウォンジー戦(0-0)で、ゴールラインを割ったボールを倒れ込みながら抱え、試合再開を遅らせたボールボーイを蹴り、一発レッドとなっていた。FAは「スウォンジーのボールボーイに対する明らかな暴力行為であり、78分に退場したが、基準に照らしあわせれば、通常の処分だけでは明らかに不十分」と声明を発表している。レッドカードが提示された場合、その後の3試合が出場停止となるが、今回はそれ以上の処分が下されるようだ。

 同時にFAは、すべてのクラブに対し「ボールボーイを含め、ピッチ周辺のすべての人が、常に適切なマナーをもって役割をこなし、競技の進行を妨げてはならない」と、忠告している。

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