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岡崎2戦連続先発も…首位バイエルンに敗れ今季ワーストの3連敗

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 ブンデスリーガは27日、第19節3日目を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトはホームで首位バイエルンと対戦し、0-2で敗れた。岡崎はトップ下で2試合連続の先発出場を果たしたが、得点に絡めず、後半19分に交代。酒井は出場停止のため欠場している。

 FWイビセビッチが出場停止だった前節のボルフスブルク戦(0-2)は1トップでフル出場した岡崎。この日は出場停止明けのイビセビッチが1トップに入り、岡崎はトップ下の位置で縦関係の2トップを組んだ。

 立ち上がりから積極的な守備でバイエルンを苦しめたシュツットガルト。前半27分、ロングボールをイビセビッチが頭で落とし、岡崎がエリア外から果敢にミドルシュートを狙った。同34分にはイビセビッチが左サイドに展開し、MFトラオレがクロス。ファーサイドのMFハルニクがヘディングで合わせ、岡崎もゴール前に詰めたが、GKノイアーがしっかりキャッチした。

 前半はなかなか決定機をつくれなかったバイエルンだったが、0-0で折り返した後半立ち上がり、相手のミスを見逃さなかった。後半5分、DFモリナーロのバックパスをFWマンジュキッチがカット。GKもかわして無人のゴールに右足で流し込んだ。先制点を奪い、その後はバイエルンがペースを握る。後半14分にはMFトニ・クロースがPA内でDFニーダーマイヤーに倒され、PKかと思われたが、主審の笛は鳴らなかった。

 劣勢を強いられるシュツットガルトは後半19分に岡崎とトラオレをベンチに下げ、一気に2選手を交代。何とか流れを引き戻したかったが、バイエルンは同27分、右サイドを抜け出したマンジュキッチの折り返しにMFトーマス・ミュラーが合わせ、2-0と突き放した。シュツットガルトは後半35分にハルニクが2枚目の警告で退場となり、万事休す。2試合連続の無得点で今季最多の3連敗となった。一方のバイエルンはウインターブレイク明け後2連勝で10戦負けなし(7勝3分)。2位レバークーゼンとの勝ち点差は「9」から「11」に開いている。


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