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[FA杯]ジャイアントキリング続出!! リバプール、トッテナムが足下をすくわれる

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 FA杯は27日に4回戦を各地で行われた。プレミア・リーグのトッテナム、リバプールが敗れる波乱が起きている。

 2部のリーズと対戦したトッテナムは、前半15分に先制点を許す。後半5分にもFWローズ・マコーマックに追加点を決められ、苦しい展開となる。後半13分には左サイドを突破したMFガレス・ベイルの折り返しを、MFクリント・デンプシーが決めて1点を返す。しかし、反撃もここまで。2-1で逃げ切ったリーズが、5回戦へ駒を進めた。

 試合後、トッテナムのアンドレ・ビラス・ボアス監督は「このラウンドを突破したかった。今日はリーズが良い試合をしていた。彼らを称えなければいけない。私たちは守備でもっとうまく対処し、チャンスももっとつくらなければいけなかった」と、反省の弁を述べている。

 また、3部のオールダムと対戦したリバプールも、2-3で敗れて大会から姿を消した。MFスティーブン・ジェラードをベンチに温存したリバプールだったが、この采配は裏目に出た。前半2分にFWマット・スミスのゴールで先制を許したリバプール。17分にはFWルイス・スアレスのゴールで同点に追いつく。しかし、前半ロスタイムにはGKブラッドリー・ジョーンズがPA内でクロスボールの処理をミス。ゴール前にこぼれたボールを再びスミスに決められて、前半を1-2とリードされて折り返す。

 後半3分にもリーズに失点を許したリバプールは、同11分にジェラードとMFスチュワート・ダウニングをピッチに送り出し反撃に出る。6分間のロスタイムを含め、圧倒的にボールを支配し続けたが、追加点は後半35分に挙げた1点のみ。前回大会のファイナリストは、4回戦で姿を消している。

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