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チェルシー監督、チームメイトはアザールの処分に「3試合出場停止で十分」と抗議

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 チェルシーは、イングランドサッカー協会(FA)がMFエデン・アザールに下した通常より重い処分に対し、異議を申し出るようだ。アザールは23日に行われたキャピタル・ワン杯 準決勝のスウォンジー戦で、ボールを抱え込んで離さなかったボールボーイを蹴り、退場処分を受けた。通常は退場処分に対して、3試合の出場停止処分が与えられるが、FAは不十分として、さらなる処分を科すと発表していた。

 これに対し、チェルシーのラファエル・ベニテス暫定監督は「私たちは3試合の処分を受け入れるつもりだ。それで十分だろう。カップ戦の激しい試合の中で、どういう経緯で起きたかを考えれば、3試合の処分で十分だと思う。映像を見れば、ボールボーイではなくボールを蹴っていることが分かる。それに、あの試合の終盤に一人の選手を失い、その選手をさらにあと3試合は起用できないんだ。それ以上の処分が必要だろうか?」と、コメントをしている。

 また、DFガリー・ケーヒルも、指揮官に同調する。「自分がコメントするのに相応しいかは分からないけど」と、前置きをした上で、イングランド代表DFは「通常の処分で十分だと思う。でも、もし僕がボールボーイだったら、できるだけ早くボールを取って、すぐにピッチに返すよ。それで問題は解決すると思う。3試合以上の出場停止という処分は重いんじゃないかな」と、語っている。

 FA杯のブレントフォード戦で出場停止の1試合目を消化したアザールは、リーグ戦のレディング戦、ニューカッスル戦は欠場することになる。また、FAに対する異議申し立ては、29日の現地時間18時に締め切られる。

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