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[高校選抜候補たちのことば_21]桐光学園FW野路貴之「もっとゴールということにこだわりたい」

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 全国の高校サッカー部員約15万人の代表として日本高校選抜チーム選考合宿に参加した26選手を対象に高校選手権の感想や高校選抜入りへの思い、2013年の目標などを綴ってもらった「高校選抜候補たちのことば」。第21回は桐光学園(神奈川)FW野路貴之選手(3年)です。四日市中央工(三重)とのV候補対決で2ゴールを決め、作陽(岡山)戦では終了間際の劇的V弾とインパクトを残したストライカーにとっての12年度選手権、そして13年の目標とは?

1.高校サッカー選手権を振り返って(個人、チーム)
「自分のプレーとしては、FWとして3得点取れたことは良かったが、もっと決めるチャンスがあったし、決めていればもっと楽に試合を運ぶことができた試合もあった。もっとゴールということにこだわりたい。チームとしては、国立でほとんど自分たちのサッカーができずに終わってしまったし、ああいう特別な舞台で勝ちたかった。でも、それまでの3試合、今までやってきたことをいい形で出せたことは良かった」

2.日本高校選抜メンバー入りへ向けた意気込み
「高校選抜に選ばれれば、また国立でやれるチャンスがあるし、欧州遠征という貴重な体験もできる。また、レベルの高いメンバーとやれることで刺激になるし、学ぶことがたくさんあるので、メンバーに残りたい」

3.2013年、自分の注目してほしいところ
「自分の持ち味であるポストプレーやDFを外す動きなどを見てほしいが、やっぱりゴールという部分に注目してほしい」

4.2013年の進路先チームの注目してほしいところと後輩へのメッセージ
「自分の行く神奈川大学は去年関東2部に落ちてしまったので、1年目から試合に絡んで1部昇格に貢献したい。(後輩の)1、2年生には国立で勝てなかったので、まず国立で勝利をおさめてほしい。そして全国制覇してほしい」

5.目標とする選手と将来の目標
佐藤寿人選手。動き出しの質やトラップ、シュートの巧さ。とても参考になるから。(将来の目標は)プロで活躍したい」

※協力:日本高校選抜チーム。

(構成 吉田太郎)

【特設】高校選手権2012

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