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鳥取、小村監督初陣で熊本に逆転勝利「選手のパフォーマンスに感謝」

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[3.3 J2第1節 熊本1-2鳥取 うまスタ]

 小村徳男新監督が就任したガイナーレ鳥取はアウェーでロアッソ熊本と対戦し、2-1の逆転勝利で初陣を飾った。J初采配を勝利で終えた小村監督は「選手のパフォーマンスに感謝したい」とコメント。元U-20日本代表監督の吉田靖監督との新監督対決を制し、J2参戦3年目で初の開幕戦勝利となった。

 ホーム開幕戦となった熊本は後半13分、FKの混戦からゴールに背を向けていたMF藤本主税が咄嗟の判断でトラップからオーバーヘッドキック。鮮やかにゴールネットに突き刺し、先制点を奪った。

 それでも元日本代表DFの小村監督率いる鳥取が、ここから猛攻を見せる。後半20分、FW久保裕一のゴールで同点に追いつくと、試合終了間際の同43分にはMF横竹翔からパスを受けたMF奥山泰裕がドリブルで持ち込み、右足でシュート。土壇場で試合をひっくり返した鳥取が敵地での開幕戦を制し、勝ち点3を手にした。

「開幕戦ということで、お互いにタフなゲームになると思っていた。先制されて苦しい展開ではあったが、選手が非常にファイトしてくれて、点を取ることができた」。そう試合を振り返った小村監督は「足を止めることなく相手ゴールに向かって走ってくれて、逆転することができた。今日の試合は選手のパフォーマンスに感謝したいと思います」と、アウェーで逆転した選手たちの粘り強さに感謝した。

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