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C大阪が柿谷の2戦連続ゴールなどで15年ぶり開幕2連勝…甲府は26試合ぶり黒星

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[3.9 J1第2節 甲府1-2C大阪 中銀スタ]

 セレッソ大阪は敵地でヴァンフォーレ甲府を2-1で下して、開幕2連勝を決めた。今季から“ミスターセレッソ”の象徴である背番号8を背負うFW柿谷曜一朗が開幕戦に続く、2試合連続ゴールを決めるなど、好調ぶりを見せている。対する甲府は、リーグ戦では昨年6月9日の千葉戦(0-2)以来、リーグ戦では26試合ぶりの黒星を喫した。

 若き力が躍動した。前半6分、柿谷とのパス交換でボールを受けたFW杉本健勇がドリブルで持ち上がると、一緒に駆けあがった柿谷にラストパス。柿谷は落ち着いて蹴り込み、先制点をゲットした。

 だが前半のうちに甲府も反撃。37分、右サイドをMF柏好文が深い位置まで突破すると、ファーサイドのMF佐々木翔目がけてクロス。佐々木が頭で折り返すと、中でFWウーゴが左足で流し込み、同点に追いついた。ウーゴも開幕戦に続く、2試合連続得点となった。

 後半に入ると、C大阪が優勢に試合を進める。すると34分、待望の勝ち越しゴールが生まれる。中央で粘ってボールをキープした杉本が右サイドに展開。途中出場のFW南野拓実が受けると、DFに付かれながらも右足を振り抜く。左ポストを叩き中央にこぼれるが、走り込んだMF山口螢が押し込み、勝ち越しに成功。2試合連続の1点差試合を制したC大阪は、J1では98年以来、15年ぶりの開幕2連勝を達成した。

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