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広島時代のチームメート・恩師の前で、大分MF丸谷がJ初ゴール

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[3.16 J1第3節 大分2-2浦和 大銀ド]

 プロ6年目のMFがプロ初ゴールを決めた。大分トリニータのMF丸谷拓也は3-5-2システムの2列目として先発すると前半3分、クロスバーを叩いたFW高松大樹のヘディングシュートの跳ね返りを右足で押し込み先制ゴール。鳥取・境高から広島を経て昨年途中から大分でプレーする23歳が、Jリーグ通算40試合目の出場で記念すべき初ゴールを叩きだした。

 クラブによると、丸谷は「得点できたのはラッキー。(高松)大樹さんのヘディングがポストに当たって僕のところに来た。ゴールの瞬間は正直『あ、入った』という感じだった。広島時代に一緒にやっている選手もいるチーム相手に得点できて嬉しい」と喜んだ。対戦相手の浦和にはDF槙野智章、MF柏木陽介、DF森脇良太と広島時代のチームメートがおり、ペトロヴィッチ監督は広島監督時代に自分をJデビューさせてくれた指揮官。かつてのチームメートや恩師を相手に奮闘した丸谷は先制ゴールのほか、厳しい守備も含めてインパクトのあるプレーをしていた。

 チームは前半5分までに奪った2点を守り切ることができず引き分け。勝てなかったことを悔しがった丸谷だったが「試合後のサポーターの声は本当に嬉しかった。2-0から追いつかれた試合でも大分の方は拍手をしてくれて本当に温かい。だからこそ勝利に貢献できるプレーをしたい」と、次節で今季初勝利を挙げることを誓っていた。

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