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鳥取が水戸に逆転勝ちで開幕3戦無敗、小村監督「できすぎ」

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[3.17 J2第3節 鳥取3-1水戸 とりスタ]

 ガイナーレ鳥取水戸ホーリーホックに3-1の逆転勝利をおさめ、ホーム開幕戦を白星で飾った。鳥取はこれで開幕3戦負けなし(2勝1分)。今季から指揮を執る小村徳男監督は「相手の弱点を突いていこうと話していて、それがうまくいった。先発の選手、交代で出た選手それぞれが自分たちの役割を果たしてくれ、監督としては楽だった」と選手を称え、3戦無敗については「できすぎ。いいスタートが切れた」と笑みがこぼれた。

 ともに開幕から1勝1分という両チームの対戦。まずは水戸が前半11分、ゴール前のこぼれ球をFW鈴木隆行が胸トラップから右足ボレーで押し込み、2戦連発となる先制点を奪うが、鳥取も前半21分、DF尾崎瑛一郎の右クロスからFW久保裕一が豪快に右足を振り抜き、同点に追いついた。

 同点に追いつかれた水戸は直後にアクシデントに見舞われる。立ち上がりの前半3分にMF住田貴彦と交錯した影響で、守護神のGK本間幸司は前半23分の時点で交代となってしまった。

 前半は1-1のまま折り返したが、後半に入ると、鳥取が水戸守備陣の連係不足を突く。後半24分、MF横竹翔のロングボールに対し、本間に代わってゴールを守るGK笠原昂史がゴールを空けて飛び出すが、チームメイトのDF輪湖直樹と交錯。こぼれ球をFW住田貴彦が押し込み、鳥取が2-1と逆転に成功した。

 後半ロスタイムには途中出場のFW岡本達也がファーストタッチから振り向きざまにシュートを放ち、ダメ押しの3点目。ホーム開幕戦で今季最多の3ゴールを挙げ、サポーターに勝利をプレゼントした。

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