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徳島が今季初勝利&J2通算100勝を達成

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[3.20 J2第4節 徳島2-1福岡 鳴門大塚]

 1分2敗と今季勝利のない徳島ヴォルティスがホームに3位アビスパ福岡を迎えた。前半に2得点を奪った徳島が、福岡の反撃を1点に抑え、2-1で勝利。開幕4試合目にして今季初勝利を飾るとともにJ2通算100勝を達成した。

 徳島はFW高崎寛之を中心にした攻撃で福岡ゴールに迫った。前半29分に自陣からのロングボールに抜け出した高崎が、PA内でDF山口和樹に倒されPKを獲得。これを自らゴール左隅に決め、先制に成功した。さらに同38分には、MF藤原広太朗のクロスを、高崎が体勢を崩しながらもゴール前に落とす。待ち構えたFW大崎淳矢がボレーを叩き込み、リードを2点に広げた。

 しかし高崎を中心にいい攻撃を見せていた徳島にアクシデント発生。その高崎が前半40分にハーフウェーライン付近でDFを背負ってボールを受けた際に右足を負傷。交代を余儀なくされてしまう。

 攻撃の中心を失った徳島は後半、福岡の猛攻を受けることになる。だが守備陣が踏ん張り、反撃は後半43分にMF西田剛に割られた1点にとどめ、今季初勝利を飾った。

「ホームで勝てていなかった、(勝てて)うれしく思う」とほっとした様子で語った小林伸二監督。だが、高崎が抜けたことで攻撃が単調となった後半については、「状況を変えられなかった。失点は余分だった」と反省していた。

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