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開始45秒でプロ初ゴールのC大阪MF南野「満足せずに、どんどん結果を残す」

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[3.23 ナビスコ杯第2節 大分1-2C大阪 大銀ド]

 アカデミー出身コンビが、電光石火の一撃を生んだ。キックオフから、わずか45秒。MF扇原貴宏のロングボールに反応したセレッソ大阪のFW南野拓実は、DF高木和道がボールの処理に失敗すると、ボールを奪い取って、すぐに右足でシュート。左ポストを叩いたボールは、ゴールに吸い込まれて行った。昨年も2種登録でC大阪の一員として試合に出場していた南野は、12月15日の天皇杯・清水戦(4-0)でJクラブ相手にゴールを決めていたが、これが嬉しいプロ契約後の初得点となった。

 C大阪アカデミーの最新作は、DF丸橋祐介、MF扇原、MF山口螢、MF柿谷曜一朗という同アカデミー出身の先輩たちとともにスタメンに名を連ねた。MF清武弘嗣(現ニュルンベルク)、柿谷が背負ってきたチームの出世番号13を付ける若武者は、先制点を挙げた後も、山口の勝ち越し点にも絡み、後半38分でMF枝村匠馬と交代するまでピッチに立ち、勝利に大きく貢献した。

 試合後、「立ち上がりから、どんどん(最終ラインの)裏を狙って、ゴールを狙っていたので、良かったです」と、南野はシーズン初ゴールを喜んだ。また「自分の良さは運動量だったり、裏を取る動き出しだと思います。そういうところが、今日は多く出せました。守備のところでもしっかり走ってチームに貢献でき、それが結果につながったので良かった」と、今季のナビスコ杯初勝利を喜び、自身のプレーにも納得の様子だった。

 それでも、この1勝がゴールではないと18歳は強調する。「優勝を目指してやっているので。まだまだ何も掴み取っていないので、満足せずにどんどん結果を残せるように頑張りたい」と、クラブにとって悲願となっている初タイトルへの意気込みを語っている。

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