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レーザーでPKを妨害されていた遠藤「影響はなかった」と気丈

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[3.26 W杯アジア最終予選 ヨルダン2-1日本 アンマン]

 MF遠藤保仁(G大阪)は淡々とした口調で言った。

「レーザービームは知っていましたよ。PKのときも受けましたし、その前から受けていましたから」

 決めれば2-2の同点に追いつくという後半26分のPKの場面。遠藤はスタンドからレーザービームを照射されながらも集中力を高め、PKを蹴った。右サイドの際どいコース、スピードも申し分ない。しかし、GKの好セーブに阻まれた。「レーザービームはプレーに影響はなかった」と気丈に話す姿が痛々しい。

「蹴る前からコースは決めていた。自信を持ってあそこに蹴ったし、コースも悪くなかった。だから読まれていたのかなと思うし、GKの反応も良かったのかなと思う」

 遠藤が言うように、GKの横っ飛びは素晴らしかった。とはいえ、「決めなければいけない場面だった」のも確かだ。大ピンチをしのいだヨルダンのサポーターはさらに勢いづき、スタジアムを熱狂の渦で包み込んだ。遠藤をはじめ、日本選手は最後までゴールを奪おうと必死に走ったが及ばなかった。

「外したものは取り返せないので、切り替えるしかないと思っていたし、まだ時間もあったのでどうにかして点を取ろうと思っていた。ただ、先に点を取れば簡単な試合になっていたと思う。アウェーで先に点を取られれば難しくなるということをみんな分かったと思うし、逆にホームで先に点を取ればどれだけ有利かということも再確認できた」

 苦みたっぷりの国際Aマッチ127試合目を終えた遠藤は最後に言った。

「次にホームで勝って次のステージに向けてやっていければいい」

(取材・文 矢内由美子)

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