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[MOM759]筑紫GK柴田奨(新3年)_PK職人が2本止めて観音撃破の立役者に

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.29 ミズノカップU-18IN香川 広島観音0-0(PK2-3)筑紫 瀬戸大橋記念公園]

 PK戦に絶対の自信を持つ守護神が、全国高校選手権出場の広島観音を撃破した最大の立て役者だった。筑紫(福岡)GK柴田奨(新3年)は「最初はしっかりとつなぐことを意識してプレーできていたけれど、ロングボールを狙われているのに蹴ってしまったりしてしまった」と反省していたが、強豪を無失点に抑えると、PK戦で本領発揮。1人目をいきなり左へ跳んで止めると「右利きだったら左、左利きだったら右、と考えていた。右利きだったので左へ跳ぶと決めていた。右へ跳ぶと見せかけて(誘って)左で止めた。読み勝ちですね」としてやったりの笑顔を見せた。

 チームは2本目を外したが、直後の3人目を「自分が止めると言い聞かせた。(相手は)左、左と来ていたので次は右へ誘導しまっした」と守護神は再びドンピシャのセーブ。プレッシャーをかけられた広島観音は5人目も外し、筑紫が白星をもぎ取った。

 柴田は福岡県福岡市の柏原中時代、中学総体で4試合連続PK戦を経験しているという。南区大会3位決定戦から福岡市大会へかけて続いたPK戦は3試合勝利し、4試合目で力尽きた。それでもPK戦での勝利は自信になっている。そして「シュートストップは自信を持っている」というセービング。予選大会の「ミズノグローイングアップリーグIN 山口2012」(12年12月)から勝ち抜いて出場している今大会、「無失点を続けていきたい」という守護神が今後も好守を続けて筑紫を躍進させる。

(取材・文 吉田太郎)
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