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[ミズノカップIN香川]準優勝続く九州国際大付、先制も悔しい逆転負け

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[3.31 ミズノカップU-18IN香川決勝 九州国際大付1-2興國 香川県営サッカー・ラグビー場]

 九州国際大付(福岡)は昨年の「ミズノカップU-18 IN 高知2012」に続き、準優勝に終わった。前半28分に2年生FW庄野海のゴールで先制しながらも痛恨の逆転負け。MF三浦秀弥主将は「敗因は連戦の疲労だと思います。1失点目は気にしていなかったんですけど、すぐに2点目を決められてしまった。そこが悪かったです。1対1の対応が悪いので、それは練習で直したいと思います」と反省していた。

 ただ、押し込まれる時間帯でも相手に決定機を作らせず、逆にオープンスペースを活用した攻撃で初芝橋本と愛媛ユースをそれぞれ3-0、そして準決勝では日本航空を4-0で沈めた。杉山公一監督は「(対戦相手は)みんな、もう一度やったら負けないと思っていると思いますけど」と分析していたが、試合中に戦い方を変化させる対応力の高さ、多彩な戦術を見せつけての準優勝だった。

 三浦は「大会を通して良かったところは相手にボールを持たれても点取る形ができたことで、悪いところはポゼッションばかりされて、最終日に体力が落ちて何もできなかったことです」と分析。相手にボールを保持される試合が続くとどうしても体力を削られてしまう。3日間で5試合目となる決勝ではメンバーの半数を変更して臨んだものの、体力が尽きた後半に逆転されてしまった。

 新人戦福岡県大会、九州新人大会に続く準優勝。反省点はプリンスリーグ九州1部や総体、選手権の県予選に活かす。まずはプリンスリーグの開幕戦(対大分U-18)。三浦は「開幕ダッシュが大事だと思うので開幕戦は勝ち点3を必ず取りたい」と意気込んでいた。

[写真]前半28分、庄野のゴールで先制した九州国際大付だったが… 

(取材・文 吉田太郎)
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