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[C☆voice71]中央大GKシュミット・ダニエル「できるだけ自分のプレーを知ってもらえるように」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第71回は中央大のGKシュミット・ダニエル選手(4年=東北学院高)です。 
 
 1年時から川崎フロンターレに特別指定されてきたGKは195cmの高さと足下の上手さも備えた注目守護神。大学ラストイヤーの目標とは?(取材日:2月17日)

―関東選抜合宿について
「結構みんな知っているのも多いし、結構みんな連係取れていて比較的楽でした。ボクが出ていた時は悪くなかったですけど

―全日本も目標となる
「ユニバに絡めればいいです。(デンソーカップチャレンジの目標は)全日本に勝つことです。みんなそれを目標にやります」

―個人的にはどういう1年に
「やっとリーグ戦に出られる状況になるので、全試合出て、できるだけ自分のプレーを知ってもらえるように、自分を印象づける一年になると思います」

―1年から川崎Fに特別指定されてきた。Jは身近な位置に
「今年指定に成るかは分からない。(進路については)早めに決めたいですけれど。環境を見ていい練習環境、いいGKコーチがいるところがいい。選べればの話ですけど、東北に戻ることもひとつだと思います」

―皆名前は知っているが、なかなかプレーを見る機会がなかった
「個人的には周りの人はあまり思わないだろうけれど、足下の技術は自信があって。逆にシュートストップが試合に出ていないので課題ですけれど、そこは段々慣れていくしかない。(長身なので)ハイボールの処理はできないとダメだと思います。(今のところ)名前が先行しちゃって、いるところがある。今までは焦っていましたね。2年間くらい岡西(宏祐、現甲府)クンの下でやって焦りがありましたね。隠れてやっていたので」

―中大に入学した理由は
「高校3年の時にベガルタに練習参加したんですけど、その前に中大に決めていた。ベガルタの練習参加した時に結構良い評価というものをもらえた。でも当時は無名で、県ベスト4で結構喜んでいました」

―インカレでは7点奪われて敗れた
「ショックでしたね。泣くにも泣けないくらい。泣いていたのは上だけで、下はこんなんで終わったのか? という感じでした。今年は何としてもリーグタイトルを獲りたいです。GKコーチがいない分、練習をしっかりとやれれば。優勝するだけです」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「College star voice」

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