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ケネディが復帰するも名古屋は大分と引き分け、今大会3度目のドロー

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[4.10 ナビスコ杯第4節 名古屋1-1大分 瑞穂陸]

 大黒柱のFWケネディが復帰を果たした名古屋グランパスだが、大分トリニータと1-1で引き分け、今大会3試合目のドローゲームとなった。大分の今季公式戦初勝利もお預けとなった。

 先制は大分だった。前半19分、DF児玉新が前線にロングフィードを出すと、DF田中マルクス闘莉王が処理をミス。DF増川隆洋もカバーに入るが、FW森島康仁が抜け出し、GKと1対1の状況を作り出す。最初のシュートは楢崎正剛に防がれたが、こぼれ球を押し込み、大分に先制点をもたらした。森島にとっては今季公式戦初ゴールとなった。

 若手中心のメンバーで臨んでいた名古屋は、後半からMF磯村亮太とFW田鍋陵太を下げて、FW玉田圭司とFW矢野貴章を投入。まさかのビハインドで迎えた展開にストイコビッチ監督は早めの交代策で動き、チームに喝を入れた。

 すると後半16分、左サイドからのクロスに競り合った闘莉王が、遅れ気味に競り合いに入ったGK丹野研太と接触。名古屋にPKが与えられると、これを闘莉王が自らゴール中央に沈め、同点に追いついた。

 名古屋は後半22分、FW田中輝希に代えてケネディを投入。昨年11月に腰の手術を受けたエースFWが、昨年9月29日の新潟戦(0-5)以来の復帰を果たした。だが相変わらずの高さで抵抗したが、勝ち越し点を奪うことは出来ず、試合はこのまま1-1で終了した。 


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