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ユース出身のルーキー前田が初ゴール、「ヴェルディで決めるのが夢だった」

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[4.14 J2第8節 東京V3-0鳥取 味スタ]

 東京ヴェルディはホームでガイナーレ鳥取に3-0で快勝し、今季2勝目を挙げた。引き分けが続いていたが、これで7戦負けなし(2勝5分)。守備陣も3試合連続の無失点となった。

 東京Vは前半21分、FW常盤聡が右サイドからドリブルで縦に仕掛け、ゴール前にクロス。これをMF飯尾一慶が右足で流し込み、先制点を奪った。同30分にはルーズボールを素早く拾った飯尾がドリブルでPA内に進入。折り返しにFW高原直泰が右足で合わせ、2-0と突き放した。

 後半も試合の主導権を握っていた東京Vは後半42分、MF西紀寛に代えてルーキーのMF前田直輝をピッチに送り込む。すると後半ロスタイム、左サイドで粘ったMF小池純輝が逆サイドにクロス。フリーで受けた前田はドリブルで中に運び、左足ミドルをゴール右隅にねじ込んだ。

 今季、東京Vユースからトップチームに昇格した前田だが、2種登録だった昨季も4試合に出場しており、J2通算8試合目の出場で待望のプロ初ゴールとなった。「(小池)純輝クンがいいボールを出してくれたので、あとは自分の形でシュートを狙った」と振り返ると、「去年から試合に出させてもらっていて、やっとかなという感じです。小4から入ったヴェルディで決めるのが夢だったので、決められてよかった」と、ヒーローインタビューではうっさらと目に涙を浮かべていた。

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