高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第234回目は前橋育英高MF廣瀬慧選手(3年)です。毎年タレント豊富な「タイガー軍団」前橋育英で下級生から攻撃の軸を担った注目アタッカー。ドリブル、スルーパスで違いをつくり出すMFが最終学年でこだわることとは?(取材日:3月26日)

―ケガ明けでまだ万全ではないようだが
「(復帰)4日目くらいです。(負傷箇所は)かかとのところなんですけど、選手権終わって手術して。まだ自分的には10割中で2割くらい。全然できていないですね」

―今年の前橋育英について
「チームの雰囲気も結構、先輩たちには申し訳ないですけど去年よりも増していると思う。みんなポゼッションというか、ワンタッチ、ツータッチで回すのが上手い。そういう攻撃とかが多くなると思います。自分はケガを完ぺきに直して中心になってやっていきたいですね」

―課題は
「課題は最後崩しくれずにシュートまで行けないのが、育英は続いているので。そこですね」

―自分自身の役割は
「今年はどんどん仕掛けたい。自分はドリブルキャラとは思っていないんですけど、どんどん自分で仕掛けて、ドリブルで点取れるくらいになっていきたいです」

―チームのポテンシャルもある
「もっと完成度は上がっていくと思う。今は全然。まだまだです」

―今年はどのような1年に
「今年は最後。去年、選手権とかでケガもあって悔しい思いをしているので、悔いのないようにやりたいです」

―個人的な目標は
「大きい大会で得点王を狙っていきたい。スルーパスとかそういう感じのプレーヤーだと思われているのでそれ以上のプレーを。大きく言えば得点王とか取りたいですね」

(取材・文　吉田太郎)

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