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今季初の連勝の東京Vは4試合連続完封で8試合無敗、山形は3連続完封負け…

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[4.17 J2第9節 東京V2-0山形 味スタ]

 東京ヴェルディがホームでモンテディオ山形を2-0で下した。東京Vは今季初の連勝を飾ると、第2節から続く負けなしを8戦(3勝5分)に伸ばした。また山形を完封した守備陣はこれで4試合連続の無失点となった。対する山形は神戸戦、G大阪戦に続き3連敗。いずれも零封負けと苦しい戦いが続いている。

 攻守の好調ぶりが際立った。東京Vは前半17分、FW常盤聡がドリブルで持ち上がる。入れ替わったFW飯尾一慶のシュートがDFにカットされるが、こぼれ球を拾った常盤が豪快に蹴り込み、先制に成功した。今季2点目を突き刺した常盤。ゴール後はバク中パフォーマンスで喜びを表現した。

 さらに勢いに乗る東京Vは前半23分、右サイドを駆け上がったMF森勇介のクロスから波状攻撃を見せると、常盤の左足シュートがポストを叩く。しかし逆サイドから走り込んだMF小池純輝が左足で決めてリードを広げた。

 後半は守備陣が耐えた。後半31分の場面。ゴール左で山形にFKを許すと、MFロメロ・フランクに強烈FKを食らう。しかし、GK佐藤優也の手を弾いたボールがクロスバーを叩くなど、運にも恵まれた。

 今季初の連勝を飾り、東京Vはこれで4試合連続の無失点試合となった。三浦泰年監督は「11人の守備の意識が攻撃も良くしている」とチーム内の意識の高さを評価。「結果的に0で抑えることができているので、続けていきたい」と今後の抱負を語っていた。

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