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[C☆voice85]桐蔭横浜大GK島崎恭平「人生をかけて戦いたい」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第85回は桐蔭横浜大のGK島崎恭平選手(4年=流通経済大柏高)です。

 昨シーズン、横浜FCの特別指定選手だった守護神はチーム史上初となる1部昇格の立て役者のひとり。主将として臨む大学ラストイヤーへの意気込みとは?(取材日:4月6日)

―専大に敗れて(2-6)出足としては厳しいスタート
「今の現状ではこれが精一杯だったかなと思う。やっぱり1部に向かう姿勢がまだまだ甘かった。ここはまた次節までに変えられることなのでもっともっと次節、きょう以上の力を発揮できるようにやっていきたいです」

―再三ファインセーブがあった。自分自身の手応えは
「2部とはレベルが違うし、シュートの質とか、格段に上手い。2部では満足していたシュートストップがストロングポイントだったんですけど、まだまだこれじゃ1部ではストロングポイントにはならないし、もっともっと自分を上げていかないといけない」

―Jでの経験も積んでいるけれど
「Jも上手いですけど、試合でどれだけ(自分自身の)パフォーマンスができるかというところですね」

―チームのメンバーは昨年から大分入れ替わっている
「去年と比べたら正直厳しいですけれど、これが現状なので、これからこのメンバーでどうしていくか。その部分は気にしていないですね」

―どの部分を強みにしていく
「自分が思う桐蔭の良さというのは他の大学に比べてタレントもいないし、個人力も劣ると思うんですけど、その部分を補うチーム力であったり、泥臭さ、勝ちにこだわる部分だったり、そういう部分でどんどん勝ちに行きたいですね」

―自分自身としてはどのような1年に
「個人的にはプロに向かっていく1年にしたいですし、今年の1年で人生が決まるので、人生をかけて戦いたいです」

―シュートストップのほかに自分の魅せたい部分は
「1番はシュートストップで、クロスの対応には自信を持っている。あとはキック力があると思うので、精度をもっと上げて攻撃の起点になれるように、もっとレベルアップしていきたいですね」

―流経大柏から桐蔭横浜大へ進学した理由は?
「深い意味はないんですけど、縁あって桐蔭横浜大に来ないかと言ってもらえて、試合に出たいというのもあったと思います」

―実際入って試合に出られたことが大きかった
「そこが自分を一番成長させてくれた。1年の時は相当ひどかった。まだまだ試合に出られるレベルじゃなかったんですけど、監督、コーチが我慢して使ってくれたお陰で、まだまだですけど成長できたかなと思っている」

―今年はその成果を出したい
「残留は当たり前と思っていますし、最低でもインカレは絶対に出たいなとチームでの目標を持ってやっています」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「College star voice」

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