beacon

ドローで6戦無敗のサウサンプトン。吉田は30試合連続フル出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.20 プレミア・リーグ34節 スウォンジー0-0サウサンプトン]

 プレミア・リーグは20日に第34節を行い、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは、アウェーでキャピタル・ワン杯王者のスウォンジーと対戦した。試合は両チーム得点を挙げることができずに、スコアレスドローに終わった。プレミア残留を目指すサウサンプトンは、6試合連続無敗(3勝3分)となり、勝ち点を39に伸ばしている。吉田はリーグ戦30試合連続フル出場を果たしている。

 序盤はスウォンジーが押し気味に試合を進める。それでも、GKアルツール・ボルツを中心にサウサンプトンが凌ぎ切る。迎えた前半14分、サウサンプトンもMFジャック・コークのミドルシュートが枠を捉えたが、オランダ代表GKミケル・フォルムに抑えられている。同28分にも右サイドからのボールを受けたMFアダム・ララーナがシュートしたが、GKフォルムに防がれた。さらに40分にもサウサンプトンは、FWリッキー・ランバートが直接FKでゴールを脅かしたが、フォルムの壁を破ることはできない。

 攻勢のサウサンプトンは、その1分後にも右サイドからゴール前にクロスを入れる。これをGKフォルムがキャッチしたが、落下地点にいたララーナに当たってボールがこぼれた。これをララーナがゴールに蹴り込んだが、GKとの接触でファウルを取られ、得点は認められなかった。結局、試合はスコアレスのまま、前半の45分を折り返した。

 後半の立ち上がり2分、スウォンジーが決定機をつくる。右サイドからクロスを上げると、吉田のマークを外したFWミゲル・ミチュがヘッドで合わせたが、シュートは枠を外れた。同21分にもスウォンジーは、ゴール前のこぼれ球に反応したMFネイソン・ダイアーが決定的なシュートを放ったが、GKボルツの背後で吉田がゴールを守った。

 押し込まれる回数の増えたサウサンプトンは、後半32分にララーナをベンチに下げて、MFジェイソン・パンチョンを起用した。さらに終盤にもFWジェイ・ロドリゲスに代えてFWエマヌエル・マユカをピッチに送り出して、スウォンジーゴールに迫ったが、最後まで得点が決まることはなく、試合は0-0に終わっている。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
プレミアリーグ2012-13特集ページ

TOP