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メッシ不在のバルセロナ、3連勝で次節にも優勝決定

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[4.20 リーガ・エスパニョーラ第32節 バルセロナ1-0レバンテ]

 リーガ・エスパニョーラは20日、第32節2日目を行い、首位バルセロナはホームでレバンテと対戦し、1-0で勝った。3連勝で勝ち点を84に伸ばし、残り6試合で2位レアル・マドリーとの勝ち点差13をキープ。最短で次節にも2シーズンぶりの優勝が決まる可能性が出てきた。

 右太腿痛を抱えるFWリオネル・メッシはピッチでのトレーニングを再開したものの、この日もメンバー外。エース不在で臨んだバルセロナは前半16分、MFアンドレス・イニエスタがPKを獲得したが、FWダビド・ビジャのキックはGKが鋭い反応で弾き出した。

 過去7戦7勝のレバンテを相手にゲームを支配しながら、最後の決め手を欠き、1点が遠い。前半32分、MFチアゴ・アルカンタラのパスに抜け出したMFテージョが決定機を迎えるが、シュートは枠外。同37分、DFダニエウ・アウベスの直接FKもGKの好守に阻まれた。

 DFエリック・アビダルが先発復帰した守備陣はレバンテのカウンターにも危なげなく対応していたが、攻撃陣がなかなか1点を奪えない。後半28分、MFシャビ・エルナンデスの右足ミドルはゴール上へ。同37分に迎えた決定機もビジャのシュートは大きく浮いてしまった。

 それでも後半39分、FWアレクシス・サンチェスが右サイドを駆け上がり、ゴール前にグラウンダーのクロス。これをゴール正面からMFセスク・ファブレガスが右足でゴール左隅にねじ込み、ついにゴールをこじ開けた。

 苦労しながらも1-0で勝ち点3を手にしたバルセロナは、自力での優勝決定まであと2勝となった。最短優勝は次節。バルサがビルバオ戦に勝ったうえで、2位レアル・マドリーがアトレティコ・マドリーに敗れた場合、残り5試合で勝ち点差が16に広がるため、2シーズンぶりの王座奪還となる。


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