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ハーフナー不発…フィテッセは10試合ぶりの黒星で4位後退

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[4.21 エールディビジ第31節 フェイエノールト2-0フィテッセ]

 エールディビジは21日、第31節を行い、FWハーフナー・マイクとDF安田理大の所属する2位フィテッセは敵地で4位フェイエノールトと対戦し、0-2で敗れた。ハーフナーは3試合連続でフル出場したが、2戦連発ならず。安田は2試合連続の出番なしに終わった。

 前節・ローダ戦(3-3)で連勝が7でストップしたフィテッセ。フェイエノールトとの上位対決となったこの日も苦しい展開を強いられた。前半14分、FWグラツィアーノ・ペッレの強烈なシュートはGKピート・ベルトハウゼンがセーブ。同24分の決定的なピンチもベルトハウゼンが防ぎ、ゴールを死守した。

 今季通算30得点のFWウィルフリード・ボニーをふくらはぎ痛で欠くフィテッセは前線でボールがおさまらず、思うように攻め込むことができない。前半30分にはFWガエル・カクタがスペースに出したパスにFWレナト・イバーラが走り込んだが、シュートはGKの正面だった。

 フェイエノールトの攻勢に粘り強く耐えていたフィテッセだったが、前半38分、DFトマーシュ・カラスがPA内でハンドを取られ、PKを献上。これをペッレに決められ、ついに先制を許した。後半5分にもカウンターから失点。その後も守備の時間が続くフィテッセはほとんどシュートを打つことができず、そのまま0-2で敗れた。

 フィテッセは19試合ぶりの無得点。2月3日のNEC戦(1-2)以来、10試合ぶりの黒星を喫した。勝ち点61のまま、順位も同63に伸ばしたPSVとフェイエノールトに抜かれ、4位に後退。残り3試合で首位アヤックスとの勝ち点差は「6」に広がった。


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