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清武、ダービーにフル出場も…最下位G・フュルトに0-1敗戦

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[4.21 ブンデスリーガ第30節 ニュルンベルク0-1G・フュルト]

 ブンデスリーガは21日、第30節3日目を行い、MF清武弘嗣とMF金崎夢生の所属するニュルンベルクはホームでG・フュルトと対戦し、0-1で敗れた。清武はフル出場。再三、セットプレーからチャンスをつくったが、得点には結びつかなかった。金崎は練習中にかかとを痛め、移籍後初のベンチ外だった。

 最下位に低迷し、1部残留が絶望的となっているG・フュルトをホームに迎えた伝統のフランケンダービー。前半13分、清武の右CKにFWトマシュ・ペクハルトが頭で合わせるが、ゴール左へ。セットプレーからは何度もチャンスをつくったが、流れの中ではなかなかG・フュルトのディフェンスをこじ開けられなかった。

 すると前半27分、G・フュルトは中盤のセカンドボールを拾ったMFガイスがドリブルで持ち込み、思い切りよくミドルシュート。これが豪快にゴールネットに突き刺さり、先制に成功した。ニュルンベルクは前半36分、清武の右CKからDFバリチュがヘディングシュート。しかし、これもGKが鋭い反応で弾き、ボールはポストを叩いて枠を外れた。

 ホームでのダービーマッチで負けるわけにはいかないニュルンベルク。1点ビハインドで後半に折り返すと、さらに攻勢を強め、G・フュルトを押し込んでいく。G・フュルトの選手にイエローカードが頻発し、再三、セットプレーを獲得。しかし、後半24分、左45度から清武が直接狙ったFKは枠を捉え切れず、ゴール上に外れた。

 守備を固めるG・フュルトを攻めあぐねるニュルンベルクはその後も何度となくCK、FKを獲得。セットプレーから同点ゴールを狙うが、後半34分、清武の右CKに合わせたDFニルソンのシュートもGKにキャッチされた。同45分にはミドルシュートをGKが弾いたところに清武が詰めたが、押し込めず。結局、試合はそのまま0-1で終了。前節のバイエルン戦(0-4)に続く2連敗となった。一方のG・フュルトは10試合ぶりの白星。依然、1部残留は厳しい状況だが、ダービーで意地の1勝を挙げた。


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