欧州各国リーグはシーズン佳境を迎えている。ブンデスリーガも残り4節となったが、優勝はバイエルンが史上最速となる6試合を残した段階で決めている。記録的シーズンを過ごすバイエルンだが、公式サイトではさらに更新可能な記録が挙げられている。

　すでに達成した記録としては、もちろん史上最速で決めた優勝が挙げられるが、シーズン前半から順調に記録を積み重ねてきている。開幕から続けた8連勝は10-11シーズンのマインツが記録した7連勝を上回るもの。さらに現時点で続けている13連勝はブンデスリーガ記録を更新中だ(これまでの記録は05年5月～9月にバイエルンが記録した11連勝)。

　また30節を終えた時点でバイエルンは26勝3分1敗の勝ち点81という成績を残している。勝ち点は現時点ですでに昨シーズンドルトムントが記録した最多記録に並んでおり、更新は時間の問題。さらに最多勝利数も昨年のドルトムント、03-04シーズンのブレーメンに並び、現時点でタイ記録となっている。敗戦数1でも86-87年にバイエルンが記録した1試合と並んでいる。

　23日に行われた欧州CL準決勝第1戦のバルセロナ戦でも4-0と大勝したバイエルン。名実ともにブンデス史上最強チームになっている。

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