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ユナイテッドはファン・ペルシーのPKでアーセナルと分ける

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[4.29 プレミア・リーグ第35節 アーセナル 1-1 マンチェスター・ユナイテッド]

 プレミア・リーグは28日、第35節を行い、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、アウェーでアーセナルと対戦した。前節、優勝を決めているユナイテッドは、開始早々に先制されたが、前半終了間際にFWロビン・ファン・ペルシーのPKで追いつき、1-1で試合を終えた。香川はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

 試合はいきなり動く。開始2分、MFトマシュ・ロシツキーのスルーパスを受けたFWセオ・ウォルコットが最終ラインの裏を取って、先制点を叩き込む。UEFAチャンピオンズリーグの出場権獲得を目指すアーセナルは、その後も攻勢に試合を進めた。

 しかし、前半終了間際に落とし穴が待っていた。DFバカリ・サニャのバックパスをファン・ペルシーにカットされる。昨季までアーセナルでプレーしていたオランダ人が、ドリブルでボールを運ぶと、ミスを帳消しにしようと対応したサニャが後方からのタックルでファン・ペルシーを倒してしまう。これでPKが与えられたユナイテッドは、ファン・ペルシーが自ら決めて、試合を振り出しに戻した。

 後半は、互いに決定機をつくれない時間が続く。両チームとも選手交代で打開を図ろうとしたが、試合の流れをつかむ交代にはならなかった。試合終盤の後半38分には、アーセナルのMFサンティ・カソルラがあわやという強烈なシュートを放ったが、GKダビド・デ・ヘアに防がれている。

 ユナイテッドも後半43分に速攻から途中出場のMFライアン・ギグスが右足でシュートを放ったが、相手選手にブロックされて得点はできなかった。このまま試合は1-1で終了し、アーセナルにとっては勝ち点3を獲得できなかっただけでなく、ファン・ペルシーにゴールも決められる苦い一戦となった。

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