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世界で15名の「ロナウド後継者」に選出!帝京大可児のU-17代表MF杉本に限定「MERCURIAL VAPOR」届く!

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 日本の高校生プレーヤーが元ブラジル代表の“レジェンド”FWロナウド氏の“後継者”に指名された。帝京大可児高(岐阜)のU-17日本代表MF杉本太郎(3年)は昨年、イランで開催されたAFC U-16選手権イラン2012で3得点をマークするなど大会MVPに選出される活躍を見せて日本の準優勝とU-17W杯UAE2013出場権獲得に貢献。昨年のAFC最優秀ユースプレーヤー候補にもノミネートされた逸材は、鋭いターンから抜け出すスピードや動き出しの速さとその質の高さ、そして正確な技術から繰り出す決定的なラストパスやシュートで試合を決める存在だ。

 その杉本が「若くて才能のあるフットボールプレーヤー」として世界に認められた。2013年はナイキ社のフットボールスパイク「MERCURIAL VAPOR」が初めて登場してから15周年のメモリアルイヤー。1998年、その圧倒的なスピードを特性に持ち、ブラックやホワイトが主流だった当時としては斬新的なカラーリングであったブルーとイエローで彩られた「MERCURIAL VAPOR」初代モデルを身につけてW杯フランス大会を戦ったロナウド氏は、オランダとの準決勝で先制ゴールを決めるなど5得点を記録してブラジル代表を決勝へ導き、大会MVPに選出された。

 そして今年、フットボールのスピードを変えた「MERCURIAL VAPOR」誕生15周年を記念して、世界で1998足の「MERCURIAL VAPOR」記念モデルが限定発売されることになった。ユース世代のフットボールプレーヤーをサポートするナイキ社は1998足のうち15足を、世界の「若くて才能のあるフットボールプレーヤー」に託すことを決め、アジアMVPの杉本が世界で期待される15名のうちのひとりとして選出されたのだ。

 2日、鹿島アントラーズの黄金時代を支えた元日本代表DFで、1998年W杯フランス大会で全3試合に出場している“日本のレジェンド”名良橋晃氏がスペシャルプレゼンターとして、「MERCURIAL VAPOR」記念モデルを手に帝京大可児高を訪問。日本で販売されるのは限定でわずかだけという“超レア”な一足を杉本に届けた。「世界に注目されている。ただ、これからも自分で伸ばしていくという意識を持ってやらないといけないと思うし、まだ完成されていない選手だと思いますので、ここからどんどん上を目指して、目標を常に持ってやってほしい。限界をつくってもらいたくない。上には上がいると思います。追いついたと思っても上には上がいる」と激励した名良橋氏に対し、杉本は「認められたことは自分の自信になっていくと思う。ただこれで満足したら成長しなくなる。調子に乗らずに謙虚な気持ちでやっていきたいです。選ばれたということで、その誇りを持って、恥じないプレーをしていきたい」と引き締まった表情で応えていた。

 超絶スピードと圧巻の得点力によって「フェノメノ」(超常現象)と表現され、相手DFを恐怖に陥れたロナウド氏はバルセロナ(スペイン)時代に60mを独走してドリブルシュートを決めるなどインパクトあるプレーを次々と披露し、2002年W杯日韓大会優勝&得点王、FIFA最優秀選手賞3度、W杯歴代最多得点記録樹立(15得点)など輝かしい成績を残した。実際に1997年の国際親善試合でロナウド氏と対峙している名良橋氏は「97年の時にプレーさせてもらって完敗だったんですけど、ブラジルは最も衝撃的なチームでしたし、ロナウドは最も衝撃的なひとりでした。90分ボールを持っていない時は怖さがないんですよ。でもボールを持ってからのアクションについてはズバ抜けた能力がありました。動き出しの速さもあったし、メリハリが凄くあった。プレーも凄かったし、賢さもあった。当時もボールを持てばとにかくシュートまで持ってくる型があったし、そこからまた成長して伸びていった」とその凄さ、破壊力について証言する。

 フットボール史に名を刻んだ伝説的プレーヤー、ロナウド氏によってそのハイパフォーマンスを世界に伝えられた「MERCURIAL VAPOR」。その伝説を受け継ぐひとりとして「MERCURIAL VAPOR」記念モデルを履いた杉本は「軽い。横幅が狭くてフィット感が凄い。(自分は)一瞬のスピードは意識している。かわした後の次のタッチを早くするとか、ターンした後の前を向いた時のスピードをもっと速くしていきたい」と新たなパートナーに満足げ。今秋、日本代表として臨む世界舞台へ「(日本の出場が)決まったときからワールドカップはずっと意識してきた。まずはメンバーに入ることですけど、それへ向けて一日一日練習していく。日本のサッカーが世界でできるんだということを見せつけて、世界一を目指してやって行きたい」と誓い、ロナウド氏のように世界で“舞う”ことを誓った。

 今年1年は杉本にとって将来へ羽ばたくためにも大事な1年となる。「ビルドアップのところでミスしないこと。その中でもバイタルエリアに入った時には積極的にゴールを狙って、ゴールを取れる選手になっていきたい。これまではチャンスメークが多かったんですけど、変えていきたい」。Jクラブも熱視線を注ぐ逸材。世界から認められた男は「MERCURIAL VAPOR」とともに“レジェンド”への道を駆け上がる。

(取材・文 吉田太郎)

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