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栃木が今季無敗の岡山を下し4連勝、岡山は12戦目で初黒星

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[5.3 J2第12節 栃木1-0岡山 栃木グ]

 栃木SCはホームでファジアーノ岡山に1-0で競り勝ち、4試合連続の完封勝利で4連勝を飾った。開幕から無敗を守っていた岡山だが、今季12試合目で初黒星となった。

 3連勝で4位にまで順位を上げてきた栃木と、前節・神戸戦(3-3)で0-3から残り6分間で3ゴールを奪い、引き分けに持ち込んだ岡山。好調なチーム同士の一戦は一進一退の攻防が続いた。栃木はMFクリスティアーノが約40mの距離から強烈な直接FKを放つが、GKがセーブ。岡山も相手のミスからボールを奪い、MF千明聖典が左足で狙ったが、枠を捉え切れなかった。

 前半のシュート数は栃木が3本、岡山が1本。拮抗した試合展開は後半も続いた。栃木は後半3分、FW廣瀬浩二の右足ミドルがクロスバーを直撃。岡山も徐々に攻勢を強め、後半12分には左CKにDF後藤圭太が飛び込むが、ヘディングシュートはゴール上へ。後半29分、MF仙石廉の右足ミドルも枠を捉え切れなかった。

 互いに選手交代で攻撃陣を入れ替えながら1点を狙う両チーム。この交代策が実ったのが栃木だった。試合終了間際の後半41分、途中出場のMF三都主アレサンドロが右サイドで粘ってゴール前にクロス。クリスティアーノが競ったこぼれ球を途中出場のFWサビアが右足で蹴り込んだ。

 サビアの2戦連発となる今季6得点目が決勝点。岡山の反撃にも守備陣が最後まで集中力を切らさず、1-0で逃げ切った。今季無敗を守っていた岡山に土を付ける勝利。4連勝を飾った栃木は首位・神戸との勝ち点差も4に縮めた。

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