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イタリア遠征中のU-16代表、メキシコ下し決勝進出

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 イタリアで開催されている『チッタディグラディスカ国際大会』に参加しているU-16日本代表は4日、準決勝でU-16メキシコ代表と対戦し、1-0で競り勝った。前半30分にMF小川紘生(浦和ユース)がPKで挙げた先制点を最後まで守り抜き、決勝進出を決めた。5日に行われる決勝ではU-16クロアチア代表と対戦する。

 立ち上がり、メキシコの勢いに押され気味だった日本は前半15分、早くも動く。MFサイ・ゴダード(トッテナム)に代えて小川を投入。すると、この交代策がズバリ当たった。前半30分、FW高木彰人(G大阪ユース)とMF市丸瑞希(G大阪ユース)の細かいパスワークから小川にラストパス。小川はPA内で倒され、PKを獲得した。これを自らゴール左隅に決め、先制点。結局、これが決勝点となり、決勝への切符をもぎ取った。

「相手のボールへのプレッシャーを打開することができず、主導権を握れる時間が少なかったが、運良く数回の崩しの中からPKを得ることができ、得点を挙げ、勝利できた」と振り返った吉武博文監督は決勝に向け、「決勝に進めたことは、この年代の選手たちの経験値を上げることができ、非常に有意義。ヨーロッパの雄、クロアチアを相手に自分たちの良い展開から得点し、粘り強い守備で完封して優勝したい」と誓っていた。

[先発]
▽GK
阿部航斗(新潟ユース)
▽DF
坂井大将(大分U-18)
庄司朋乃也(C大阪U-18)
町田浩樹(鹿島ユース)
浦田樹(千葉U-18)
▽MF
サイ・ゴダード(トッテナム)
15分→小川紘生(浦和ユース)
鈴木徳真(前橋育英高)
市丸瑞希(G大阪ユース)
48分→佐々木匠(仙台ユース)
▽FW
西本卓申(アルバランシア熊本)
杉森考起(名古屋U18)
高木彰人(G大阪ユース)
30分→川田拳登(大宮ユース)
50分→鎌田啓義(新潟ユース)

[控え]
▽GK
オビ・パウエル・オビンナ(JFAアカデミー福島)
▽MF
齋藤功佑(横浜FCユース)
▽FW
川上エドオジョン智慧(浦和ジュニアユース)

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