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開幕6連勝からの4戦勝ちなし…横浜FM中澤「どんな勝ち方でもいい」

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[5.6 J1第10節 柏2-1横浜FM 柏]

 3試合勝ちのない横浜F・マリノスは、柏レイソルとの一戦に向けてフォーメーションを4-2-3-1から4-2-2-2に変更した。FWの枚数を2枚にすることで、リーグトップの得点力(21得点)はさらに破壊力を増す、はずだった。

「ボランチが前に行く意識が強くなってしまい、バイタル(エリア)をつかれてしまった」。そう敗因を振り返ったのは、ダブルボランチの一角で先発したMF富澤清太郎

 攻撃力が目立つ今季の横浜FMだが、失点の多さは気になるところだ。本来、DF栗原勇蔵とDF中澤佑二による新旧日本代表CBを中心とした堅い守りが、横浜FMの代名詞だった。昨季は34試合でわずか33失点(リーグ最少)と1試合あたり1失点以下の堅守を誇っていたが、今季は10試合で12失点と失点が少しかさんでいる。しかし、中澤は「(守備面で)何かを大きく変える必要はない」と語る。

 前半21分に同点弾を決め、後半45分にもポスト直撃のシュートを放つなど、横浜FM攻撃陣の中で危険な存在であり続けたMF兵藤慎剛は、「2~3点取れればうちは負けるチームではない。自分を含めて前線の選手が点を取るべき」と反撃が1点に留まってしまったことを悔いていた。

 4試合勝ちがない中でも、6勝2分け2敗の勝ち点20で2位につけているが、MF中村俊輔は「去年勝てた相手に勝って、去年負けた相手に負けている」とチームの現状を分析する。昨季の柏との戦績は1分け1敗。俊輔の言葉どおりに、今季も勝つことはできなかった。「(次戦の)名古屋(昨季は2分け)とか、そういう相手に勝てると一歩先に行ける」と俊輔は次戦に向けて気持ちを切り替えていた。

「キレイなサッカーを目指しすぎている。必死になって90分間戦って、どんな勝ち方でもいいから勝ちたい」と中澤。世界を知るCBは、内容よりも結果にこだわって次節名古屋戦に臨む。

(取材・文 奥山典幸)

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