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広島が前半2分の塩谷弾を守り抜く、大分は今季公式戦15戦未勝利

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[5.11 J1第11節 広島1-0大分 Eスタ]

 サンフレッチェ広島がホームで大分トリニータを1-0で下した。前半2分にDF塩谷司の挙げたゴールを守り抜いた。広島は4月20日の鳥栖戦(2-0)以来、公式戦5戦ぶり勝利。一方の大分はリーグ戦3連敗。今季公式戦いまだ勝利なく、未勝利は15戦に伸びた。

 広島は前半2分、大きな展開で左サイドのスペースにボールを出すと、MFパク・ヒョンジンがダイレクトで折り返す。中に3人が走り込んだ中で塩谷が打点の高いヘッドで合わせ、あっという間に先手を奪ってみせた。塩谷はJ1初ゴールとなった。

 大分も反撃を試みる。前半、ゴールネットを揺らすには至らなかったが、20分にJ1初出場の2年目MF松原健が強烈ミドルを放つ。GK西川周作の好セーブに阻まれたが、見ごたえ十分の攻防を見せた。

 後半も初勝利を目指す大分は果敢に攻めた。しかし20分のMFチェ・ジョンハンの中に切り込んでのミドルシュートがクロスバーを叩くなど、最後まで広島の牙城を崩すことは出来なかった。

 結果的には前半2分に挙げたゴールを守り抜く形となった広島。「難しい試合になると予想していた」と話した塩谷だが、「勝ちきれてよかった」と試合後は安堵の表情を浮かべていた。

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