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柏がACL全北戦に弾み…磐田は監督交代も実らず、今季7敗目

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[5.11 J1第11節 磐田0-1柏 ヤマハ]

 柏レイソルが敵地でジュビロ磐田を1-0で下した。後半17分にMFジョルジ・ワグネルの挙げたゴールを守り抜いた。柏は公式戦3連勝。磐田は3戦未勝利(1分2敗)で今季リーグ戦7敗目を喫してしまった。

 前半はお互い決めきることができなかった。7分、柏FW工藤壮人の放ったシュートは左ポストを直撃。磐田も41分、CKのこぼれ球をフリーで走り込んだMF藤田義明が強烈シュートで押し込むが、大きく枠上に外してしまった。

 だが水曜日に迫ったACLラウンド16の全北現代(韓国)戦にいい形で乗り込みたい柏が後半17分、先に試合を動かすことになる。ミドルレンジでボールを受けたMFジョルジ・ワグネルが左足を一閃。スリッピーなピッチをはうように進んだシュートは、GK川口能活の懸命のセーブも及ばず、ゴール右隅に吸い込まれていった。

 反撃したい磐田だったが、勝ち星から見放され続けているチームに、ビハインドを跳ね返すチーム力はなく、0-1で敗れた。長澤徹暫定監督の下で初黒星を喫してしまった磐田。監督交代も起爆剤とならず、今季リーグ戦7敗目を喫してしまった。

「守備のオーガナイズが最後まで保てていた」と試合を振り返ったネルシーニョ監督。最近の対戦は5連敗中と苦手にしていた磐田相手の勝利。「我々はJリーグでも結果を残さないといけない」。ACLも含め重要な試合が続く柏だが、ネルシーニョ監督は手ごたえを得た様子だった。

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