清水エスパルスのMF六平光成が15日のナビスコ杯・湘南戦で公式戦デビューする可能性が出てきた。

　14日付の日刊スポーツが報じたもので、13日の完全非公開練習を終えた清水のアフシン・ゴトビ監督が「週末のリーグ戦を考慮して何人かに休息が必要。勝つためのバランスを考えて、六平が必要だと思えば先発も十分にありえる」と起用を示唆したという。

　今季清水に加入した六平は中央大時代、U-19日本代表の主将を務め、ユニバーシアード金メダルにも貢献するなど「大学ナンバー1MF」の高い評価を得ていた。そして数クラブの争奪戦の末に清水入り。抜群のパスセンスに加えて、局面を打開するドリブルなど攻撃力は非常に高いが、なかなか出番が訪れなかった。ただ本人は「悔しさはあった。ただ、プロに入って攻守の切り替えの遅さや対人の弱さなど、足りないものがあった。自分にとっては良い時間になったと思う」と前向き。「勝ちが必要な試合で結果を出せばアピールになる。求めることを忠実にやって、さらに得点に絡めればいい」と気合十分でプロデビューの時を待つ。

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