beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

猛攻を見せた日本はFP逸見のゴールでアルゼンチンと分ける

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.18 親善試合 フットサル日本代表1-1フットサル・アルゼンチン代表 ビーコンプラザ]

 フットサル日本代表は18日、大分の別府ビーコンプラザでフットサル・アルゼンチン代表と親善試合を行った。15日にアルゼンチンに1-5と大敗を喫した日本は、この日も前半11分に先制される苦しい試合を強いられる。得点を挙げて守りに入るアルゼンチンを押し込む日本だったが、前半の20分間は得点ができずに折り返す。それでも後半12分にはFP逸見勝利ラファエル(アルワスル=UAE)のゴールで同点に追い付いた。その後も勝ち越し点を目指して攻めた日本だったが、試合は1-1の引き分けに終わっている。

 試合後、ミゲル・ロドリゴ監督は「今日のゲームは、相手より多くのシュートチャンスをつくれていたと思う。そう考えると、引き分けという結果は残念。もうちょっとうまくいけば勝てたゲームだと思うので、残念ですね。それでも、(東京の試合から)修正して、走り抜いたうちのチームの態度に誇りを持ち、ポジティブに捉えて、次に向かっていきたい」と、今年最後の国内ゲームを振り返った。

 3日前の初戦で5失点を喫した日本は、集中した守備を見せて試合に臨んだ。それでも、個人技術の高いアルゼンチンはゴール前で1対1の局面をつくると、確実に最前線の選手へボールを入れていく。そこからシュートに持ち込むが、日本はGK川原永光(名古屋オーシャンズ)の好セーブなどで得点を与えない。

 前半6分にはFP星翔太(バルドラール浦安)がハーフウェーライン付近でボールを奪い、短いドリブルの後にPA外からシュートを放ったが、枠を捉えることはできなかった。ボール回しでアルゼンチンを押し込み、落としたボールをFP村上哲哉(シュライカー大阪)らが、ミドルシュートでゴールを狙う場面も増えていくが、アルゼンチン代表GKマティアス・ケベドの好守もあり、得点を挙げられない。

 迎えた前半11分、アルゼンチンが先制点を挙げる。FPルーカス・フランシーニのボールキープから、左サイドにオーバーラップを仕掛けたFPレアンドロ・クッソリーニにパスが出る。これをクッソリーニが左足のつま先でダイレクトシュート。これがGK川原の股間を抜き、アルゼンチンが1点をリードした。

 先制したことでアルゼンチンは、守備的な戦い方に変更する。これによって日本が圧倒的にボールを保持して、シュートチャンスをつくりだす。ゴール前までボールを運ぶものの、前半14分にPA内でボールをキープしたFP森岡薫(名古屋オーシャンズ)のシュートが右ポストを叩くなど、得点を挙げられないまま、ハーフタイムを迎えた。

 日本は後半からGKを冨金原徹(デウソン神戸)に変更する。キックオフからのプレーで、森岡がシュートに持ち込んだが、GKケベドの正面に飛び、抑えられた。その直後には、アルゼンチンも決定機をつくる。速攻から左を抜けたFPゴンサロ・マヌエル・アブダラがシュート。GK冨金原は触れなかったが、しっかりとシュートコースを消していたため、ボールは右ポストに当たっている。

 後半5分過ぎから日本は、立て続けにピンチに見舞われる。前にいる森岡がボールを奪いに飛び込んで交わされて、数的不利をつくられてしまう。それでもFP北原亘(名古屋オーシャンズ)、FP小曽戸允哉が好フォローを見せて、シュートまで行かせない。

 アルゼンチンの守備に苦しんだ日本だが、後半12分、逸見が左サイドから仕掛け、中へカットイン。右足で放ったシュートがゴールに突き刺さり、日本が1-1に追いついた。その後も日本はアルゼンチンを攻め立てた。得点を挙げてリズムをつかんだ逸見が、積極的に仕掛けてチャンスをつくる。後半17分には逸見のプレッシングから、アルゼンチンのミスを誘う。PA上で間接FKを得ると、逸見が横に流したボールを森岡が強烈なシュート。しかし、GKケベドが体を張って守った。同18分にも左サイドを逸見が突破し、ゴール前へ速い折り返しのボールを入れたが、最後の局面でアルゼンチンも集中した守備を見せる。

 日本は残り20秒、敵陣でキックインを得るとタイムアウトを取る。ここからチャンスをつくりたかったが、呼吸が合わずにシュートまで持ち込めなかった。結局、試合は1-1で終了。惜しくも3日前のリベンジは果たせなかった。

(取材・文 河合拓)

TOP