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ジーコ氏が鹿島戦を観戦、「このクラブは常に進化し続けている」

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[5.18 J1第12節 鹿島3-1名古屋 カシマ]

 20年前の1993年5月16日にカシマスタジアムで行われたJリーグ開幕第1節と同一カードとなった一戦には、当時の名古屋戦でJリーグ初のハットトリックを達成した鹿島OBで元日本代表監督のジーコ氏も来場し、試合前にはクラブから「第1号ハットトリック賞」の授与セレモニーが行われた。

 試合後に記者会見を行ったジーコ氏は「あの試合で3点取れたことはクラブにとっても、Jリーグにとっても重要だった。世界中で反響があり、Jリーグの注目度も高まったと思う」と振り返り、この日、3-1の逆転勝利をおさめた鹿島について「このクラブは常に進化し続けている。今日も有望な若い選手がいたし、小笠原や中田がクラブの伝統を若い選手にプレーで示している」と称賛した。

 試合前のセレモニーでは鹿島サポーターから大きな「ジーココール」も浴びた。「毎回、愛情を示してくれて感謝している。アントラーズも若くなりつつあるが、若手には支えが必要だ。常に選手を支えてもらって、彼らが自信を持って試合に臨める環境をつくってほしい」と話していた。

(取材・文 西山紘平)

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