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C大阪監督が柿谷を絶賛「ネイマールに近い」

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[5.25 J1第13節 C大阪2-1名古屋 金鳥スタ]

 セレッソ大阪レヴィー・クルピ監督が公式戦3戦連続弾を決め、得点ランクトップタイに浮上したFW柿谷曜一朗を絶賛した。

「ブラジルに行ってもトラップを含めボールコントロール、技術という意味ではトップレベルにあると思います。いろいろな選手を見てきましたが、今ならネイマールに近いと思います」

 移籍市場を賑わすブラジルの至宝を引き合いに出して絶賛したプレーは後半22分、MF枝村巧馬からの鋭い縦パスを左足に吸いつくようなトラップで止めてみせると、次の瞬間にはシュート。GK楢崎正剛も届かない隅に蹴り込み、C大阪に追加点をもたらした。

「あのワンタッチ目の技術がしっかりとゴールに向かうプレーにつながったのです」。賛辞を惜しまないクルピ監督は、待望される日本代表招集についても言及。「ああいったプレーを続けること、そしてしっかり数字を残すことが、日本代表が今、曜一朗に求めていることだと思います」とアドバイスを送った。

「もう一度言います。ブラジルだけではなく、世界の中でも曜一朗は技術レベルとしては非常に優秀な選手です」

 自他共に認めるエースとなった柿谷。クルピ監督との不仲説も今は昔。今季からC大阪伝統の背番号8を継承する男が、日本サッカー界の新たなスターとなる。

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