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遠藤がCKを直接蹴り込む、G大阪は3連勝で今季初の首位に

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[5.26 J2第16節 愛媛1-2G大阪 ニンスタ]

 ガンバ大阪はアウェーで愛媛FCと対戦し、2-1で逆転勝ちした。0-1の後半17分にDF今野泰幸の今季初ゴールで追いつくと、後半36分にMF遠藤保仁がCKを直接決めた。日本代表コンビのそろい踏みで今季初の逆転勝利をおさめ、3連勝で首位に浮上した。

 前半11分、DF加地亮のバックパスをMF加藤大に奪われ、先制点を許したG大阪。ミスから1点ビハインドの展開となった。前半16分にはロングパスにMF倉田秋が抜け出し、GKと1対1を迎えるが、シュートはGKがセーブ。こぼれ球にFWレアンドロが詰めたが、決め切れなかった。

 チームの苦境を救ったのは日本代表の2人だった。後半17分、遠藤の右CKをファーサイドのDF西野貴治が頭で折り返し、今野が左足で押し込む同点弾。今野の今季初ゴールで試合を振り出しに戻すと、同36分の左CKのチャンスには遠藤が「風も吹いていたし、狙うのも一つの手かなと思った」と右足でまいて蹴ったボールが直接ゴールネットに吸い込まれた。

 遠藤のゴールは京都との開幕戦(3-3)で決めたPK以来、今季2得点目。2-1と試合をひっくり返し、チームを今季初の逆転勝利に導いた。この日、首位・神戸が敗れたため、G大阪が今季初の首位に浮上。遠藤、今野は明日27日から日本代表合宿に合流する。しばらく離れることになるチームへの“置き土産”となったゴールと勝ち点3。明日からは気持ちを切り替え、5大会連続のW杯出場をかけたオーストラリア戦へ向かう。

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