beacon

福岡が10人の岐阜に競り勝ち2連勝、最下位・岐阜は8戦白星なし

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.26 J2第16節 福岡2-1岐阜 レベスタ]

 アビスパ福岡はホームでFC岐阜と対戦し、2-1で競り勝った。2連勝を飾った福岡はホームでは4月14日の北九州戦(2-1)以来、4試合ぶりの白星。最下位の岐阜は2連敗で8試合勝利なし(2分6敗)となった。

 福岡は立ち上がりから果敢にゴールを狙い、MF船山祐二、MFパク・ゴンがミドルシュートを放つ。岐阜もサイド攻撃からチャンスをつくったが、互いに最後の精度を欠いた。スコアレスのまま後半も一進一退の攻防が続いたが、後半12分に岐阜のMF森安洋文が2枚目のイエローカードで退場。残り時間、10人での戦いを強いられた。

 数的優位に立った福岡は後半24分、PA内でMF石津大介がFW樋口寛規のファウルを誘い、PKを獲得。これをFW坂田大輔がきっちり決めて先制に成功した。

 しかし、10人の岐阜も粘りを見せる。失点から3分後の後半27分、MF服部年宏の浮き球のパスをDF野垣内俊が頭でつなぎ、DF田中秀人が右足で押し込む同点ゴール。同37分にはCKのこぼれ球から樋口が強烈なミドルシュートを放ったが、この日が誕生日だったGK水谷雄一の好セーブに阻まれた。

 すると福岡は後半41分、DF尾亦弘友希の左CKに途中出場のFW西田剛が頭で合わせ、勝ち越しゴール。「気持ちでねじ込んだ。最近、ホームで勝てていなかったので、何とかサポーターのみなさんに勝利をプレゼントしたいという一心だった」。結局、これが決勝点に。粘る岐阜を振り切り、福岡が勝ち点3をもぎ取った。

TOP