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[スポ東]試合終了間際に追いつかれるもPK戦の末、勝利!初戦突破

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[6.1 「アミノバイタル」カップ2013 第2回関東大学サッカートーナメント大会兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選 東洋大1-1(PK5-3)東農大]

 リーグ戦では降格圏に沈む東洋大は、アミノバイタルカップの初戦・東農大戦に臨んだ。70分に川森のPKで先制するも、試合終了直前に追いつかれてしまう。延長戦でも決着はつかなかったがPK戦の末、5-3で勝利。2回戦へ駒を進めた。

東洋大1-1(5-3)東農大

<得点者>
70分 川森有真(3年=広島ユース)

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園高)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
内田築(4年=市立船橋高)
郡司昌弥(2年=柏U-18)
106分→藤井悠太(4年=武南高)
筑井駿(3年=前橋育英高)
▽MF
石川俊輝(4年=大宮ユース)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
年森勝哉(4年=F東京U-18)
101分→仙頭啓矢(1年=京都橘高)
黒須大輔(4年=習志野高)
▽FW
三田尚央(4年=F東京U-18)
川森有真(3年=広島ユース)
83分→佐々木雅人(3年=西武台高)

 全国の舞台を懸けたカップ戦の初戦は、現在2部リーグ6位の東農大と対戦した。東洋大は序盤から主導権を握る。6分、右サイドで郡司のロングパスを受けた川森がドリブルで切り込んでシュートを打つが、これはゴール上へ外れる。25分には川森がクロスを上げ、ゴール中央で年森が合わせるもゴールならず。31分にも馬渡のクロスに同じく年森が合わせるが、左へ逸れた。その後もボールを保持しながらも攻めあぐね、前半は0-0で折り返す。

 後半は、さらに攻めに転じる。すると70分、黒須のスルーパスに抜け出した川森がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得する。これを川森が冷静に決め、先制点を挙げる。その1分後には東農大の選手が今試合2枚目の警告を受け退場となり、数的有利な状況になる。攻撃の手を緩めない東洋大は79分、ゴール前でFKのこぼれ球に反応した川森がシュート放つもクロスバーを叩いた。86分にも馬渡のスルーパスに抜け出した途中出場の佐々木が追加点を狙うも惜しくもゴール右へ。追加点を奪えないながらも優位に試合を進めていたが、アディショナルタイムに左サイドを突破されるとゴール中央で合わされ土壇場で同点に追いつかれてしまう。このまま1-1で後半終了し、延長戦に突入した。

 95分、黒須とのパス交換から馬渡がシュートを打つも枠を捉えられない。106分にも黒須のクロスに三田が反応し、ゴールを狙うが相手GKのファインセーブに遭ってしまい得点を決められず。延長戦でも決着はつかず、PK戦にもつれ込んだ。

 東洋大は黒須、三田が2本目まで決め、相手にプレッシャーをかける。すると東農大の2本目、ゴール右へ蹴ったボールをGK浅沼が読み、リードする。その後馬渡、石川が確実に決め、迎えた5本目。キッカー桑田は冷静に決め5-3で勝利し、初戦を突破した。

 下部チーム相手に苦しい試合となったが、リーグ戦でなかなか勝てない試合が続き、自信を失いかけていた選手たちにとって大きな1勝になっただろう。全国に東洋大旋風を巻き起こすためにも負けられない戦いが続く。

[写真]PK戦2本目を止めた浅沼は吠えた

(文 スポーツ東洋 小俣勇人)
(写真 平柳麻衣 国府翔也)

[今後の試合予定]
『「アミノバイタル」カップ2013第2回関東大学サッカートーナメント大会』
2回戦・6月3日流経大戦(11:30@時之栖スポーツセンター裾野グラウンド)

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