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ベンゲル「日本はW杯で決勝を目指せる」

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 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、日本代表がW杯で決勝進出も目指せるポテンシャルを秘めていると語った。

 かつて名古屋で指揮を執り、アーセナルの監督としてもMF稲本潤一(現川崎F)、FW宮市亮を獲得してきたベンゲル監督はクラブの公式HPで日本サッカーについて「素晴らしく前進している」と評価し、「今、欧州のトップクラブでプレーする日本人の数を見れば、それは一目瞭然だ。そして彼らは非常に活躍している」と指摘している。

「日本の文化はチームスポーツに非常に適している。彼らにはコレクティブ(集団的)な姿勢がある。フットボールにとてもマッチするのは当然だよ。そのことにいち早く気付いたのがドイツだ。ドイツでは多くの日本人選手がプレーしているし、数人は本物のスターだ。例えば今イングランドでプレーする香川もドルトムントでプレーしていた」

 海外で活躍する日本人選手が増えたことは日本代表の強化にもつながっている。10年の南アフリカW杯でベスト16まで勝ち進んだ日本代表はブラジルW杯でベスト8以上を目標にしているが、ベンゲル監督はブラジル大会、もしくはもっと未来のW杯で日本がファイナリストになることも夢ではないと指摘する。

「前回のW杯で彼らが非常に良い結果を残したことを忘れてはならない。彼らは非常に難しいグループを突破している」

「彼らがさらに良い結果を出せるか? 今は彼らがW杯の優勝候補だとは思わないが、彼らの育成システムを見れば、日本は国際トーナメントの支配者だよ」

「つまり、W杯での彼らの次のステップはセミファイナル、もしくはファイナル進出だ」

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