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河田2発、阪南大が首位キープ:関西1部前期第8節

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第91回関西学生サッカーリーグ1部


 第91回関西学生サッカーリーグ1部は9日、前期第8節2日目の4試合を行った。5連勝中で3位のびわこ成蹊スポーツ大と対戦した首位・阪南大は前半1分、全日本大学選抜FW泉澤仁(4年=新潟ユース)が先制ゴール。びわこ大は22分にFW久保賢悟(2年=G大阪ユース)のゴールで同点に追いつくが、阪南大は1-1の後半1分、DF田渕大貴(1年=大阪桐蔭高)のラストパスをFW河田篤秀(3年=阪南大高)がゴールヘ沈めて勝ち越すと、その後もMF可児壮隆(4年=川崎F U-18)と河田が加点して4-1で勝ち、首位を守った。

 第42回関西学生サッカー選手権大会で優勝した4位・関西大と5位・関西学院大との一戦は2-2で引き分けた。前半17分にDF小椋剛(4年=川崎F U-18)のヘディングシュートで先制した関大は21分にもFW阪口貴之(3年=京都橘高)が加点する。だが、関学大は後半22分に交代出場のMF徳永裕大(1年=G大阪ユース)が追撃ゴールを決めると、38分にはDF沓掛勇太(4年=千葉U-18)が同点ゴールを決めて2-2の引き分けに持ち込んだ。

 大阪産業大は4-3で大阪学院大に撃ち勝った。FW樽谷誠司(3年=金光大阪高)の先制ゴールとMF江口直生(4年=大阪桐蔭高)の2本のFK弾によって3点を先取した大産大に対し、大院大は前半30分、32分の連続ゴールによって1点差とすると41分にMF望月聖矢(3年=G大阪ユース)が同点ゴール。だが大産大は後半24分、DF満生充(4年=大阪桐蔭高、前・水戸ホーリーホック)が決勝ゴールを決めて競り勝った。

 桃山学院大対立命館大戦は、先制された立命大がMF江口貴俊(3年=F東京U-18)とDF高橋将吾(2年=桐光学園高)のゴールで逆転。だが桃山大は39分にMF道上隼人(4年=C大阪U-18)のアシストからFW大槻佳記(4年=神戸U-18)が同点ゴールを決めて2-2で引き分けている。

 8日には前期第8節1日目の2試合が行われ、2位の大阪体育大は関西国際大に4-1で逆転勝ちした。前半36分に関国大のMF見手倉裕文(3年=作陽高)に先制ゴールを決められた大体大だったが、後半15分にMF久保田駿斗(2年=長崎日大高)が右CKをねじ込んで同点。さらに34分、FW澤上竜二(2年=飛龍高)のアシストから交代出場のFW大城信博(3年=奈良育英高)が勝ち越しゴールを決めると、その後も久保田がこの日2点目を決めるなど2点を加えて勝利した。

 神戸国際大と対戦した京都産業大は前半4分に相手オウンゴールによって先制。その後追加点が奪えずにいたが、試合終盤に交代出場のMF野島大輝(4年=高知高)、FW美濃部寛貴(3年=野洲高)が連続ゴールを決めて3-0で勝った。
 
【前期第8節】(6月8日)
[J-GREEN堺・メインフィールド]
京都産業大 3-0 神戸国際大
[京]オウンゴール(4分)、野島大輝(86分=補・安藤由翔)、美濃部寛貴(88分=補・安藤由翔)

大阪体育大 4-1 関西国際大
[大]久保田駿斗2(60分、89分=補・永冨誠也)、大城信博(79分=補・澤上竜二)、澤上竜二(90分+2=補・後藤虹介)
[関]見手倉裕文(36分=補・稲垣雄太)

(6月9日)
[キンチョウスタジアム]
阪南大 4-1 びわこ成蹊スポーツ大
[阪]泉澤仁(1分)、河田篤秀2(46分=補・田渕大貴、90分+1)、可児壮隆(67分=補・河田篤秀)
[び]久保賢悟(22分)

関西大 2-2 関西学院大
[関西]小椋剛(17分=補・寺岡真弘)、阪口貴之(21分=補・内田恭兵)
[関学]徳永裕大(67分=補・小幡元輝)、沓掛勇太(83分)

[J-GREEN堺・メインフィールド]
大阪学院大 3-4 大阪産業大
[学]河合秀人(30分)、柿木亮介(32分)、望月聖矢(41分=補・河合秀人&浜崎拓磨)
[産]樽谷誠司(8分)、江口直生2(12分=FK、19分=FK)、満生充(69分=補・森脇大介)

桃山学院大 2-2 立命館大
[桃]寺田舜司(7分=補・大槻佳記)、大槻佳記(84分=補・道上隼人)
[立]江口貴俊(42分=補・加藤臣哉)、高橋将吾(51分=補・高畑智也)

※日程は3月連盟発表、変更あり
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