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日本vsイラク 試合前日のイラク代表 公式会見要旨

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 イラク代表は11日に、ドーハで日本代表とW杯アジア最終予選で対戦する。10日に行われた前日会見にはブラディミル・ペトロヴィッチ監督とFWアラ・アブドゥル・ザハラが出席。今予選2勝目を挙げて、最終戦に望みをつなげたいと意気込みを語った。

以下、会見要旨

●ブラディミル・ペトロヴィッチ監督
「まずは、この会見に集まっていただき、感謝しています。明日、私たちはアジアで最強のチームと対戦します。こういうチームと対峙できることを光栄に思いますし、この試合に勝てることを期待しています。私たちは崖っぷちにおり、W杯に出るためには最後のチャンスです。W杯に出場するために全力を尽くし、ここで日本を倒したいと思います。今週、ずっと日本戦に向けて練習をしてきたので、明日は全力を尽くして戦いたいと思っています」

―明日、イラクに勝つチャンスはどれくらいあるか?
「もちろん、良い試合をすれば勝つこともできるでしょう」

―アジアのビッグネームである日本と対戦するが今の気持ちは?
「確かに日本は世界でも有数の有力なチームであり、尊敬しています。ただ、それとは別に明日の試合は勝つつもりでいます」

―予選で好ましくない結果だが、選手はネガティブになっていないか?
「前回の試合以降、激しいトレーニングを積んできました。過去のことを忘れて、明日の試合に全力を尽くしたいと思います」

―明日の試合、ケガ人、出られない人は?
「選手のコンディションは良いですが、一人だけ出られないかもしれない。サラム・シェーカーです」

―ジーコ監督の後を引き継ぎ、チームはどう変わったか?
「ジーコ監督と私の特徴は違います。多少のインパクトは選手にあるかもしれませんが、それぞれ監督によって特徴がありますが、選手の役割が大きく変わることではありません。また、私が監督になってからしっかり準備をしてきているので、選手の動揺、その他は関係ないでしょう」

―準ホームでの試合だが?
「これまでも多くの試合をここでやってきました。ドーハを準ホームとしてやっている影響はないでしょう。会場がカタールでも、イラクでも関係ありません」

●FWアラ・アブドゥル・ザハラ
「今日はお越しいただき、ありがとうございます。日本と対戦できることを光栄に思います。前回のオマーン戦(0-1)で私たちは良い試合をしているので、明日も良い試合ができると確信しています。そして、日本W杯出場おめでとうございます」

―明日はイラクにとってラストチャンス。ファンにどんな活躍を約束できる?
「ファンには勝つことを約束したい。3点を取られても、4点取り返せばいい。日本がどんなプレーをしても、私たちがベストなプレーをすれば、結果はついてくると思っています」

(取材・文 河合拓)

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