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平静貫く内田 「もっと重圧のかかった試合をしてきた」

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 ブラジルと公式戦で、しかもブラジルのホームで対戦する。7万人収容のナシオナルスタジアムは超満員になることが確実で、日本にとっては完全アウェーの試合となる。それでも、試合会場での前日練習を終えたDF内田篤人はプレッシャーに感じる様子もなく、いつもどおりに平静を貫いた。

「試合で言えば、明日の試合より、もっと重圧のかかった試合をしてきた。どっちが大事とかじゃないけど、しっかり準備すれば大丈夫」

 昨年10月の対戦ではFWネイマールと削り合うシーンもあり、試合後には「ネイマール、削っちゃった。結構痛がっていたけど、大丈夫かな」と話していた内田。攻撃陣が流動的にポジションを変えるブラジルに対し、明日の試合でもマッチアップとなる場面は多そうだ。

「(ネイマールは)重心の逆を取るのがうまい。あまり深く取りに行かずに、フェイントだろうと思って行くぐらいがいい。でも、そうするとスピードで行かれちゃうんだけどね」。冗談交じりに笑うと、「ブラジルとか強いチームは、一人だけじゃない。11人全員がゴールできるようなチームだから」と指摘していた。

(取材・文 西山紘平)

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