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疲労感たっぷりのプランデッリ監督「ものすごく苦労した」

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[6.19 コンフェデレーションズ杯A組 イタリア4-3日本 レシフェ]

 コンフェデレーションズ杯は19日、グループリーグA組の第2戦を行った。イタリア代表は日本代表を4-3で下し、2連勝でグループリーグ突破を決めた。第3戦は22日に行われ、イタリアはブラジル、日本はメキシコと対戦する。

 冷や汗どころではなかったはずだ。中2日とはいえ、最後は完全に足が止まっていた。ただそんな中でもワンチャンスを確実にものにし、勝ち越したイタリア。「我々としては、ものすごく苦労して勝ち取った勝ち点です」。試合後、疲労感たっぷりに話したイタリアのチェザーレ・プランデッリ監督も勝利に安堵の表情を浮かべた。

「緊張感というものがすごかった。負けていた時の気持ちが大変でした。どうやって挽回するか、もちろんより機動的にならなければいけませんでした」

 まさかの2点の先行を許す展開。さすがのイタリアも焦っていた。だが指揮官は前半30分に早くも1人目の交代を行うと、後半23分には交代カードをすべて使い切った。「ガソリンが体から切れてきたので、どんどん選手たちを変えたんです」。指揮官の意地が勝った形だ。

 何度も「苦しかった」と語った同監督。しかし、日本には悔しい結果となったが、確実に勝ち点3を積み上げる本当の強さがイタリアにはあった。

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