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日本代表にカズが進言「本大会に向け、DFにベテランを!」

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 横浜FCのFW三浦知良が23日、コンフェデ杯で3戦全敗に終わったザック・ジャパンに緊急提案をした。前日のJ2第20節・富山戦で後半33分から出場し、2-1の勝利に貢献したカズは、この日も練習試合の慶応大戦にスタメン出場し、約25分間プレーした。練習試合を終え、報道陣の取材に応じたカズは、「4時に起きてコンフェデ杯のメキシコ戦を見たか?」と問われると「見ましたよ。3時55分に起きて見ました。4時だと間に合わないので。昨夜は10時に寝て、3時55分に起きて試合を見て、6時から7時半までもう一度寝て、7時45分から朝ごはんを食べて来ました。練習場に来るまでの移動時間では録画してきたブラジル対メキシコの試合も少し早送りで見てきました」と、分刻みのスケジュールまで教えてくれた。そして、大会の感想については、こう続けている。

「グループリーグを突破するためには、ブラジル、イタリア、メキシコと日本ですからね。そこから2チームしか(決勝Tには)行けない。その中にはW杯でも優勝経験のあるブラジル、イタリア。コパ・アメリカでも優勝経験のあるブラジル、ユーロでもチャンピオンになっているイタリア、メキシコも中南米で強いし、コパ・アメリカでいい成績を上げている。それはグループリーグを突破することは、本当に大変なことだとは思っていました。そんな中で良いところもありましたし、当然、これから先に何をしなければいけないかは、選手たちが感じていることが、僕らよりもあると思います」

 全3試合を観戦したカズ自身も、思うことがあったようだ。良かった点について「香川(真司)にしても、本田(圭佑)にしても、岡崎(慎司)にしても、相手にとって驚異的な選手だったし、個人の力で打開できること。個人で、世界で通用する技術とスピードを証明した部分があったと思います」と言い、グループステージの3試合で計9失点を喫した守備面には、経験を有する選手の招へいを進言した。

「ああいう試合を見ていると、やっぱり本大会に向けて、ベテランのDFも必要かなと感じる部分もありました。マリノスの中澤(佑二)にしても、グランパスの闘莉王にしても、そういうところを目指していると思います。若い選手でいえば、柿谷(曜一朗・C大阪)なんていうのもね、Jリーグでかなり高いレベルで素晴らしいパフォーマンスを見せていますから。そういう選手にもチャンスが来るんじゃないかなと思います。そうして現状の代表と競争して、さらに力をアップする必要があるかなと思います。でも、今回の選手たちが、それ(レベルアップの必要性)を一番、感じていると思います」

 1年後のW杯に向け、日本代表のさらなるレベルアップに期待を寄せるカズは、「僕らは3試合、楽しませてもらいましたから『ありがとうございました』と言いたいですね。日本代表の夢を見させてくれて、自分たちにもモチベーションを与えてくれるので、感謝したいですね。3連勝もあれば、3連敗もある。今回のようにね」と、感謝の言葉を送った。

(取材・文 河合拓)

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