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[Fリーグ]第3節ハイライト 湘南が7年目にして初の単独首位に立つ!!

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 Fリーグは21日、23日に第3節を各地で行った。07年に始まったFリーグの歴史の中で、湘南ベルマーレ(Fリーグ)が初めて単独首位に立っている。

 21日に行われた府中アスレティック戦で、湘南は前半10分にFP刈込真人が挙げたゴールを守り抜き、1-0で勝利した。試合後、相根澄監督は「1-0でも、勝ち点3ですからね」と胸を張り、初めて単独首位に立ったことを喜んだ。

 23日には4試合が行われ、湿原の風アリーナ釧路ではエスポラーダ北海道が、シュライカー大阪と対戦した。前半4分にFP神敬治の今季初ゴールで先制した北海道は、同19分に大阪のFP松宮充義に同点ゴールを許し、試合を振り出しに戻されてしまう。後半の終盤に試合が動く。残り3分を切り、FP阿部恭也のゴールでリードした北海道は、その37秒後にもFP鈴木裕太郎が追加点をマーク。このまま北海道が3-1で勝利し、嬉しい今季初勝利を飾っている。

 大分県立総合体育館では、バサジィ大分名古屋オーシャンズが対戦した。前半5分に名古屋はFP北原亘が先制点を挙げる。しかし、前半17分に名古屋は大分に第2PKを与えてしまう。これをFPディドゥダに決められて、試合は振り出しに戻った。後半もシーソーゲームは続き、6分にはFPラファエル・サカイのゴールで名古屋が突き放す。しかし、その2分後にはラファエル・サカイのファウルで、大分がPKを得るとFP仁部屋和弘がこれを決めた。大分も粘りを見せたが、名古屋は後半12分に昨季まで大分に所属していたFP白方秀和がチーム3点目を挙げると、これが決勝点となり、大分を振り切っている。

 浦安総合体育館では、バルドラール浦安アグレミーナ浜松と対戦した。先に試合を動かしたのは浦安だった。前半8分にFP星翔太の2試合連続ゴールでリードする。前半17分には浜松のFP松本行令のゴールで同点に追い付かれるが、前半のうちにFP稲葉洸太郎のゴールで突き放した。後半2分には、星のこの日2点目となるゴールも飛び出す。粘る浜松も、後半15分にはFP曽根田盛将が3試合連続となるゴールを決めたが、このまま試合は終了。浦安が勝ち点を7に伸ばしている。

 町田市立総合体育館では、ペスカドーラ町田デウソン神戸が激突した。開始4分、町田はFP金山友紀のゴールで先制すると、同18分には横江怜が追加点を挙げる。後半に入ると神戸も4分にFP須藤慎一が1点を返したが、後半10分にはFP大地悟のゴールで再び点差を広げられた。しかし、ここから神戸は猛反撃を見せ、同18分に須藤がこの日2点目を挙げると、19分にはFP渡井博之とFP岡崎チアゴが立て続けに得点し、逆転に成功する。それでも、第2節を終えて湘南と並び首位に立っていた町田も譲らなかった。残り33秒でFP篠崎隆樹が起死回生の同点ゴールを決めて、試合は4-4の引き分けで終了し、両チーム勝ち点1を分け合っている。

 この結果、3節を終えて湘南、名古屋、浦安が勝ち点を7に伸ばし、得失点差で湘南が単独首位に立ち、2位に名古屋、3位に浦安がつけている。

 以下、Fリーグ2013/2014第3節試合結果

府中アスレティックFC 0-1 湘南ベルマーレ
[湘]刈込真人(10分)

エスポラーダ北海道 3-1 シュライカー大阪
[北]神敬治(4分)、阿部恭也(38分)、鈴木裕太郎(38分)
[阪]松宮充義(19分)

バサジィ大分 2-3 名古屋オーシャンズ
[分]北原亘(5分)、ラファエル・サカイ(26分)、白方秀和(32分)
[名]ディドゥダ(17分=第2PK)、仁部屋和弘(28分=PK)

バルドラール浦安 3-2 アグレミーナ浜松
[浦]星翔太2(8分、22分)、稲葉洸太郎(18分)
[浜]松本行令(17分)、曽根田盛将(35分)

ペスカドーラ町田 4-4 デウソン神戸
[町]金山友紀(4分)、横江怜(18分)、大地悟(30分)、篠崎隆樹(40分)
[神]須藤慎一2(24分、38分)、渡井博之(39分)、岡崎チアゴ(39分)

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