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水野のプロ初ゴール&染矢の2ゴールで岐阜が北九州に快勝

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[6.29 J2第21節 岐阜3-1北九州 長良川]

 FC岐阜ギラヴァンツ北九州と対戦し、3-1で勝利した。岐阜は2試合ぶりの勝利。群馬も勝利したため最下位脱出とはならなかったが前半戦を勝利して折り返した。北九州は連勝が2でストップした。

 試合は岐阜が前半4分に幸先よく先制する。MF美尾敦の縦パスを受けたMF水野泰輔が前を向くとそのままミドルシュートを放ち、ゴールネットに突き刺した。岐阜は今季初の先制点となった。

 岐阜は前半14分に同点とされ、さらに同36分にイタリアへの一時帰国から復帰したDFデズモンドがPA内でFW池元友樹を倒してしまい、PKを献上。だが、PKを今季ここまで6回中5回止めているGK時久省吾が池元のPKを止め、ピンチを防いだ。

 一進一退の攻防が続いた後半、岐阜にもPKのチャンスが訪れる。34分、MF森安洋文が倒されて獲得したPKをMF染矢一樹がきっちり決めて、勝ち越しに成功。さらに同43分にも染矢が決めて、3-1で勝利した。

 北九州も前半14分にFWキム・ドンフィのクロスをGK時久が弾き、こぼれ球に詰めた池元が押し込み一時は同点に追いついた。だが、PKや後半23分のDF宮本亨のボレーシュートがクロスバーを叩くなど運がなく、ゴールが遠かった。

 先制点を挙げた水野はプロ初ゴール。昨季、名古屋のユースからトップ昇格を果たしたが、1試合も出場することができず、4月に期限付き移籍で岐阜に加入していた。「たくさんのお客さんの前で決められたので、そういうところで価値があると思うので、これからもどんどん積み上げていきたい」とこれからの活躍を誓った。

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