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フットサル日本代表、初の決勝進出! 男女アベック優勝に期待

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 第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズは4日に準決勝を行い、フットサル日本代表はフットサルクウェート代表に6-4で勝利した。3度目の出場で、初めての決勝進出を果たした日本代表は、6日の決勝で、フットサルイラン代表と対戦する。

 この日の日本代表のスターティングメンバーは、GK関口優志、FP滝田学渡邉知晃逸見勝利ラファエル西谷良介の5選手。逸見がキャプテンを務めた。前半5分にFP内村俊太の今大会3ゴール目となる得点で先制した日本だが、同13分には同点に追い付かれる。それでも、17分には渡邉のゴールで再びリードして、前半を折り返した。

 後半に入り、5分間で日本に1点、クウェートに2点と、計3ゴールが決まる激しい点の取り合いとなり、試合も3-3と振り出しに戻される。そんな中で、決定的な働きをしたのが、FP永井義文だった。「追加点が欲しい時間帯に結果を出せたことは良かった」と振り返るように、後半15分、16分と立て続けのゴールで日本に2点のリードをもたらす。さらに、同19分にはFP西谷良介がダメ押しのゴールを挙げる。試合終了間際に1点を返されたが、6-4で勝利した日本は決勝に駒を進めている。

 ミゲル・ロドリゴ監督は「連戦での疲労だけでなく出場停止選手もいる中で、やはり予想どおりの総力戦、消耗戦となりました。先制直後から30分以上もの相手のパワープレーをしのぐのは心理的にも厳しいものでしたが、冷静な対応ができたのは素晴らしかったと思っています。勝負のカギとなったのは、こちらも対抗すべくパワープレーを出すタイミングでした。それも今日は的中したと思います。控えの選手も含め、このチームは試合ごとに団結し確実に成長しています。最後まで成長して決勝戦でも最高のパフォーマンスをお見せできるよう準備をしたいと思います」と、コメントをしている。

 準決勝のもう一試合では、フットサルイラン代表がフットサルタイ代表に5-4で勝利している。この結果、5日の女子フットサル決勝、6日の男子フットサル決勝ともに日本対イランの組み合わせとなっている。

vsクウェート(○6-4)
[得点]
[日]内村俊太(5分)、渡邉智晃2(17分、23分)、永井義文2(35分、36分)、西谷良介(39分)
[ク]シャケル・アルムタイリ(13分)、アーメド・アルファルシ(23分)、ハマド・アルファダイ(25分)、アブドゥルラマン・アルタワリ(40分)

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