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大分特別指定FW松田力が初ゴールも、マリノスが追いつきドロー

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[7.6 J1第22節 横浜FM1-1大分 ニッパ球]

 横浜F・マリノス大分トリニータの一戦は1-1のドローに終わった。リーグ戦は中断明け初戦ながら、公式戦4連勝で臨んだ横浜FM。ドローに終わっている首位大宮との勝ち点差を詰めるチャンスを逃した。

 大分の得点の場面は前半31分、FW為田大貴のアーリークロスに松田が飛び込む。完璧な飛び出しで日本代表DF栗原勇蔵に競り勝ち、頭でゴールネットに突き刺した。

 松田は現在、びわこ成蹊スポーツ大の4年生。双子の兄・DF松田陸とともにサッカー部に在籍している。松田力は5月15日付で大分の特別指定選手に認定されると、今日がリーグ戦初出場初先発だった。昨年の関西学生リーグ1部で得点王を獲得した実力を早速見せつけた。

 だが徐々に横浜FMが地力の差を見せ始める。得点が入ったのは後半6分、左サイドからCKを獲得した横浜FMは、MF中村俊輔が蹴り入れる。ニアでDFにクリアされるが、PA外でこぼれ球を拾ったMF兵藤慎剛が左足でミドルを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 3位と最下位の一戦は1-1のドローに終わった。大分にとっては中断前の一戦、磐田戦に続くドロー。勝てば最下位脱出のチャンスだっただけに、こちらも手痛いドローとなった。

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