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逆転に次ぐ逆転、新潟がロスタイム劇的弾で柏に競り勝つ

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[7.6 J1第14節 新潟3-2柏 東北電ス]

 J1リーグ戦が6日に再開された。アルビレックス新潟はホームで柏レイソルに3-2で競り勝った。公式戦4連敗で中断期間に入っていた新潟だが、中断明け初戦で勢いのつく勝ち方で勝ち点3を奪った。競り負けた柏は順位でも新潟にかわされ、12位に後退した。

 試合は後半に入ってから激しい動きをみせた。まずは新潟。4分、右サイドからMF三門雄大がクロスを上げると、ファーサイドで待ち構えたFW川又堅碁が頭で押し込み、先取点を奪った。

 だが柏も反撃。後半12分、DF橋本和、FW田中順也と渡ったボールをMF工藤壮太が蹴り込み、同点に追いつくと、同38分には田中順也のCKをFWクレオが頭で合わせて、勝ち越しに成功した。

 しかしホームの大声援に押された新潟イレブンは諦めてはいなかった。まずは後半43分、ダイレクトパスでゴール前まで持ち上がると、MF田中亜土夢が左足で豪快に蹴り込み同点。さらにロスタイムに突入して迎えた4分、田中亜土夢からのパスを右サイドでフリーで受けたFW岡本英也がゴールネットを揺らした。

 劇的勝利を飾った新潟にとってこの試合ではもう一つ嬉しい話題があった。前十字靭帯再断裂、内側側副靭帯損傷のため長期離脱を強いられていたGK東口順昭が8か月ぶりに復帰を果たした。「長い間、怪我で離脱していたので、ここのピッチに戻ってくることが出来て、勝利に貢献することが出来て良かった。1回は逆転されたが、仲間たちが点を取ってくれて勝つことが出来て本当に良かった」と声を震わせながらインタビューに答えていた。

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